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2011年3月に関東で被曝しました。
被曝者として放射能に関する情報や思うところを書き留めます。

2012年2月29日水曜日

放射能と重金属が体内で結合し、非常に有害な影響を健康に与え、それによって出てくるさまざまな症状

震災直後から大変参考にさせていただいているブログが、「ベラルーシの部屋」です。
こちらのブログに、放射能による健康被害かもしれない症状に苦しまれている方のケースが掲載されています。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/7c3b6b189f0299a89958d4ab94d88e5a

咽喉の痛み
・ひどい倦怠感
・極度の鬱
・背骨の痛み
・腰痛
・胸の痛み
・空咳
・胃の痛み
・食欲不振
・めまい
・集中できない
・疲れやすい
・忘れっぽくなった

私はとても恐ろしくなりました。
というのも、この症状は、神奈川県在住の親戚の叔母の症状に似通っている気がするからです。
叔母は現在、「極度の鬱」と「ひどい倦怠感」「食欲不信」「めまい」などに苦しんでいます。
きっかけは去年の冬頃訪れました。
それまでダンス教室に通うほど元気だった叔母は、昨年の冬頃、心臓に違和感を訴えて病院に運ばれました。
もともと不整脈気味だったのですが、それがさらに悪化したとのだろうと診断されたそうです。
叔母は病院で不整脈の薬をもらったのですが、その後も吐き気がして、ろくに食べ物も食べられなくなってしまったそうです。

別の病院に行ったら、この原因について「薬が合わなかったせい」もしくは「パニック症候群」ではないか、と言われたようです。

そして今は、不整脈の薬とパニック症候群の薬、両方を飲んでいるようですが、まったく症状は改善しないようです。

150センチくらいの身長ですが、体重は三十キロ台にまで落ち、外出することもままならず、精神的にもまるで鬱のような状態で家の中に寝たきりです。
家事など食事は旦那さんが作ってくれているとか。

これはもしかして、、、

それから本文中の「環境不適応症候群」って何だ? と思われた方もいると思いますが、一言で言えば放射能と重金属が体内で結合し、非常に有害な影響を健康に与え、それによって出てくるさまざまな症状の総称のことです。
 ですから、この方が一生懸命に探し、論理的に判断して行った重金属デトックスは、大変理にかなっていると、私は思いました。


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/69c847defc4c1043f676c1875cdab74f

ベラルーシにおける環境不適応症候群の症例。
「不快な症状」(無気力。意気消沈。疲労度が高い。頭痛。腹痛が繰り返し起こる。)
「緊張感が続く」「脱力感が続く」「その両方が交互に訪れる」
「低血圧」
「不整脈」
「ノイローゼ」
「気管支炎の病気」「呼吸疾患によくかかる」
「神経系統の病気」
「アレルギーの症状」
「消化器官の炎症」(胆管部分の不快感。胃腸炎。)

 これらの症状に対して、このような対応策が考えられます。
「食生活の改善」「適度な運動」「サプリメントや栄養強化食の利用」

この症状?
<環境不適応症候群>なんじゃないでしょうか!?

菅前首相が「放射線被害」を認めた発言!?

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012022800625&rel=y&g=pol
菅氏は「それ(備え)があればもっと事故も放射線被害も大きくならずに済んだと思うだけに、責任を感じる」と指摘

この発言、びっくりしました。

放射線被害

これってどういう意味でしょうか?もしかして、健康被害のこと?

今現在、公には放射線による被害者、被曝による被害者は「ゼロ」ということになっていますよね!?

現場の作業員の方がどれだけ心臓病で倒れても、「放射能との因果関係はない」と東電は言い続けています。

放射線障害はない、ということになっているはずです。

なのにこの発言。

それとも、土壌汚染や作物汚染のことを「放射線被害」と呼んでいるんでしょうか?
だったら大して驚くべき発言ではないかもしれませんが、だったら「汚染」と発言するような気がします。

「放射線被害」とは、土壌や作物からさらに踏み込んで、土壌や作物が汚染されている=その場にいる人々も同じレベルに汚染されている=「人々が被曝した」という意味かもしれません。


被曝による健康被害はまだ出ていないという建前は崩していないが、多くの人が<被曝>したことは認めている。


<被曝>のことを、「放射線被害」と呼んで認めた発言!?

うーん はっきりなんのことか問い正したいです。。。

原発事故対応は「大失敗」=官邸に備えなく、情報不十分-菅前首相

 菅直人前首相は3月11日で東日本大震災発生から1年となるのを前に時事通信のインタビューに応じ、東京電力福島第1原発事故について「事前の備えがあまりにも不十分だった。備えがなかったという意味で大失敗だった」と述べ、事故を想定していなかった政府や東電の対応に大きな問題があったとの認識を示した。
菅氏は「それ(備え)があればもっと事故も放射線被害も大きくならずに済んだと思うだけに、責任を感じる」と指摘。同時に「東電から上がってくる情報そのものが極めて不十分だった」とし、その原因については「全部『3・11』前になる。つまり全電源喪失を一切想定しなかったからだ」と断じた。
政府の初動対応をめぐり、民間の「福島原発事故独立検証委員会」(民間事故調)は、官邸が過剰に現場に介入したなどとする報告書をまとめた。これに関し、菅氏は「首相が陣頭指揮を執るのは例外だ。今回はやらざるを得なかったからやった。(官邸執務室に)黙って座っていても何も情報が来なかった」と釈明。震災翌日にヘリで原発視察に向かったことについても「黙って見ているときではなく、現場で実際に対応している所長に、きちんと話を聞かないといけないと思った」と語った。(2012/02/28-15:45)

2012年2月26日日曜日

初の原発建設、今年5カ国=IAEA次長

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120225-00000028-jij-int

【ニューヨーク時事】国際原子力機関(IAEA)のアニング事務次長は24日、ニューヨーク市内で講演し、ベトナムやトルコなど少なくとも5カ国が今年、初めて原子力発電所の建設に着手する見通しだと明らかにした。来年にはヨルダンとサウジアラビアがこれに続く可能性があるという。AFP通信が報じた。
 同事務次長は、原発の利用を始めようとしている国は「福島で起きたことから教訓を得ようとしている」と指摘。IAEAは施設の安全性や原子炉の建設場所の選定について各国と綿密にやりとりしていると述べた。



五カ国=ベトナム社会主義共和国、バングラデシュ人民共和国、アラブ首長国連邦、トルコ共和国、ベラルーシ共和国

先進国の日本ですらこの惨状。
新興国に原発が扱えるものでしょうか?

トルコは大きな地震も来る国ですよね。
ベトナムだって地震はあるでしょう。

福島の原発の事故後、イタリア人がインタビューに答えて

「原子力ルネサンスと呼ばれるこの時期にこの事故が起きたのは偶然ではない、神の意志を感じる」

と言っていたのがとても印象的でした。
私も同じ事を感じます。

昔のSFでは、世界滅亡といえば核戦争でした。

でも実際は、戦争ではなかった。
原子力発電所によって文明が滅びる、なんて未来、誰が想像したことでしょう。

日本だけが原発を停止しても意味がありません。

たとえばお隣の中国で原発の事故があったとします。
偏西風で全ての放射性物質は日本列島に降り注ぎます。

いいんですか?

2012年2月22日水曜日

玄関を掃除したら放射線量が下がりました。

エアカウンターSを買ったという話をしましたが、やっぱり放射能測定器が家にあるとすごくいいですね。
どこを掃除すればいいのかが分かる、という点が(ってそこら中全部掃除しないといけないんですけども笑)

東京都西東京市在住ですが、リビングは0.06くらいなんですが、玄関が0.14でした。

うわって思って拭き掃除をしたら、0.05に下がりました。

いやですねえ、こんな身近に放射性物質だらけっていうのは。

なんでこんなところに住んでるんだろう、って悲しくなってしまいました。
かといって引越しも簡単にはできません、難しいものです。。。


 

2012年2月21日火曜日

<甲状腺内部被ばく>国が安全委の追加検査要請拒否

どう考えても証拠隠滅。
原発災害で甚大な被害をもたらす一番の要因は、半減期の短いヨウ素です。
自身のヨウ素の被曝線量を知っている日本人、どれだけいますか?

こんなちんけな隠蔽工作が許されていいのでしょうか。

しかし嘆いても仕方ない、たとえ検査していなくても、あの原発事故後に、確実に被曝したことは各種データから明らかになるはずです。

つまり、万一今後、被曝者に健康被害が出て裁判を起こすことになったとき、被曝者は被曝を証明できると思います。

なにしろ、人間は呼吸をします。
例外無く呼吸をします。

そして空気中にあった放射性物質の量や放射線量データがある。

国が隠蔽しようとあがいたって無駄です。

被曝に寄る健康被害裁判なんて起こしたくないですが、おそらく被曝者側が勝つことは目に見えていると思います。

ただ、勝利までに長い年月がかかるのでしょうが。。。
裁判で負けることが分かっていても、せめて判決を先延ばしするための証拠隠滅なのでしょうね。。。

いやな世の中です。

それにしても不愉快なのは、こういう時に民主党を批判すると、「国民が選挙で民主党を選んだのだから文句を言うべきでない」という意見。

まるで「原発の電気を使っていたのだから東電に文句を言うな」と同じです。

どうして日本人は、総責任論が大好きなのでしょうか?

<みんなが悪い、ということで、自分の責任を解除する>

こんな総責任論、絶対にやめるべきです。

責任を負うべき加害者は存在する。
被害を受けた被害者は存在する。

加害者と被害者を明確に分ける事。
この長い闘いは、そこから始まるんです

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120221-00000041-mai-soci

国の原子力災害対策本部(本部長・野田佳彦首相)が東京電力福島第1原発事故直後に実施した子供の甲状腺の内部被ばく検査で、基準値以下だが線量が高かった子供について内閣府原子力安全委員会からより精密な追加検査を求められながら、「地域社会に不安を与える」などの理由で実施に応じなかったことが分かった。専門家は「甲状腺被ばくの実態解明につながるデータが失われてしまった」と国の対応を問題視している。

 対策本部は昨年3月26~30日、福島第1原発から30キロ圏外で被ばく線量が高い可能性のある地域で、0~15歳の子供計1080人に簡易式の検出器を使った甲状腺被ばく検査を実施した。

 安全委が設けた精密な追加検査が必要な基準(毎時0.2マイクロシーベルト)を超えた例はなかったが、福島県いわき市の子供1人が毎時0.1マイクロシーベルトと測定され、事故後の甲状腺の積算被ばく線量は30ミリシーベルト台と推定された。対策本部から調査結果を知らされた安全委は同30日、この子供の正確な線量を把握するため、より精密な被ばく量が分かる甲状腺モニターによる測定を求めた。安全委は「ヨウ素は半減期が短く、早期に調べないと事故の実態把握ができなくなるため測定を求めた」と説明する。

 しかし、対策本部は4月1日、(1)甲状腺モニターは約1トンと重く移動が困難(2)測定のため子供に遠距離の移動を強いる(3)本人や家族、地域社会に多大な不安といわれなき差別を与える恐れがあるとして追加検査をしないことを決定した。

 対策本部被災者生活支援チーム医療班の福島靖正班長は「当時の詳しいやりとりは分からないが、最終的には関係者の合意でやらないことになった。今から考えればやったほうがよかった」と話す。安全委は「対策本部の対応には納得いかなかったが、領分を侵すと思い、これ以上主張しなかった」と説明する。

 国際原子力機関(IAEA)は昨年6月、甲状腺の積算被ばく線量が50ミリシーベルト程度の子供でも甲状腺がんのリスクが上昇するとして、甲状腺の発がんを防ぐためのヨウ素剤服用基準を100ミリシーベルトから50ミリシーベルトに引き下げている。30ミリシーベルト台はこれに近い数字だ。

 東京工業大の松本義久准教授(放射線生物学)は「データに基づけば、福島で実際に甲状腺がんが増えることはないと思う。しかし当時精密に計測していれば住民の安心につながっていた」と指摘している。

2012年2月20日月曜日

東京の放射能汚染はキエフ並か?

チェルノブイリ原発事故によるヨーロッパの汚染と、福島原発事故による日本の汚染の比較は、今後の指針としてとても重要ですよね。

ところであるブログで、東京の放射能汚染はウクライナの首都キエフと同レベルだという話がありました。

それは本当なのかどうか、ちょっと調べてみました。

原発事故において重要なのは、まず第一に、事故直後どこにいたのか。
そして第二に、その後の食料や水などの内部被曝対策となります。

事故直後の、東京都とキエフの放射線量を比較してみました。

http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/mon_air_data_1day.html
東京の最大放射線量
単位はμGy/h(マイクログレイ/時間)1グレイは1シーベルトに換算できます

2011-03-150.8090.03180.109


http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/GN/GN9207.html
キエフ市の放射線量が上昇し始めたのは、4月30日午前10時からであった。その日のうちに最高2ミリレントゲン/時(=20μ Sv/h)まで上昇した。翌5月1日、市内の中心にある十月革命広場前では、予定通りメーデーの行進が行われた。キエフ市内の放射線量は、数日間程度0.5~2ミリレントゲン/時(=5〜20μ Sv/hが続き、それから徐々に減少し、5月の末には0.2ミリレントゲン/時(=μ Sv/h程度になった


http://ugnic.net/svex.html
単位換算


およそ二十倍の差があります。


従って、都民=キエフ市民と同程度の被曝状況というのは、ちょっと言い過ぎかと思います。


原発災害において最も重要となる<最初の一撃>が違うわけですから。


むろん、これを安心材料にしてはいけないでしょう。
なにしろ「あの」チェルノブイリ事故との比較なのですから、二十分の一だと言って喜べる状況ではないでしょう。


しかし安全サイドにしろ危険サイドにしろ、まずは正確な情報を把握することが肝要と思います。



2012年2月15日水曜日

今の日本にぴったりだなあと思ったニーチェの格言



狂気は個人にあっては稀なことである。


しかし集団・民族・時代にあっては通例である。

2012年2月14日火曜日

セシウム降下量がまた増加

http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1285/2012/02/1285_021318.pdf



2月11日9時~2月12日9時

セシウム134/ セシウム137

98.2 /139(MBq/km2)


セシウムの降下量は一月の始めに急増した時期があり、また下がってきていましたが、再び急上昇です!

2号機の温度計が故障というのは本当なんでしょうか?
やっぱりなんかまずいこと起きてるんじゃないかと不安です

しかし何故もっとはやく情報を上げてくれないんでしょうか。
二日後に知らされても困ります。

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2012年2月13日月曜日

エアカウンターS買ってしまった

ついに我が家に放射線測定器が!
知ると怖いから買いたくなかったんですが、お手頃お値段なので買ってしまいました。
2ちゃん見ると結構評判も良いので。
確かにすごく簡単に数値が計れますね。
ちなみに、エアカウンターSは、二月に出たばかりの商品で、以前のエアカウンターの改良版です。
計測時間が短くなってるみたいですね。

それで我が家(東京都西東京市一戸建て)計測した結果なんですが。。。

リビング:0.05
玄関:0.09
ベランダ:0.13

明らかに「差」があるのがショックです。いや分かりすぎるくらい分かっていたことなんですが、ああやっぱり身の回りにごく当たり前に放射性物質が溜まっているんだなって

とにかくベランダ水掃除しないとですね


 


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急性被曝症状?鼻血/脱毛 福島県双葉町・井戸川克隆町長

これまで既に一般の方で、鼻血や脱毛といった急性症状を訴えている方はいらっしゃいましたが、今度は自治体の長という公的な立場の方です。
いい加減、国もマスコミも正面からこの問題に向き合ってほしいです。

どうせ遅かれ早かれ「健康被害」は無視できなくなるのです。
日本人は今後、健康被害とともに生きて行かねばらないんです。

ならば早く対処したほうがいいに決まってます。





http://togetter.com/li/256190

  • (福島県双葉町・井戸川克隆町長の話13)そうした「福島第1原発からのチリ」を浴びた町長に「それは危険なものだという認識はあったのですか」と問うと「今でも『もう終わった』と思っている」と応えた。「それはどういう意味ですか」と問い返すと「鼻血がとまらない」と言った。
  • (福島県双葉町・井戸川克隆町長の話1 4)「ずっと鼻血がとまらない。鼻をかむと今でも血が出る。たらたら垂れることもある。もう乾燥しているんだかなんだかわからない」
  • (福島県双葉町・井戸川克隆町長の話1 5)「胸から下、すね毛まで毛が抜けてつるつるになった」「銭湯で隣に座ったじいさんが『おい、女みたいにすべすべになっているぞ』というので気づいた」「陰毛だけは大丈夫だった」「体毛がないと肌着がくっついて気持ちが悪い」














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2012年2月11日土曜日

原発推進の石原都知事こそ野蛮!

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120206/dst12020603120001-n4.htm
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120211k0000m010089000c.html

25万票という重みをまずは考えるべきである。
個人的な原発推進思想ありきで、人民の25万人という数字を軽く切り捨てる姿勢は果たして自治体の長の姿勢としてどうなのだろう。
この人には、自分が都民の命を預かる立場であるという自覚はあるのだろうか。
いまだに作家先生気分なんじゃないだろうか。そういうのを、「なんちゃって知事」というんである。
議員の「タレント候補」とおんなじだ。
それから、人間は技術進化させていくべきであり、だから原発推進。という考えは、原発問題の本質から目をそらさせる。
原発の問題は、工学や技術の問題ではない。医療の問題である。
原子力発電所の事故は、たとえば火力発電所の事故とどう違うのか?
それは、原発事故が、他の事故と違い、「被曝による病」という難病を広範囲にばらまいてしまうことだ。
人類がいま目指すべきは、「地震でも壊れない原発を作ること」では、ない。
「放射線に遺伝子をずたずたに傷つけられても治療する」医療である。
被曝病という難病を治療する医療を見つけたときに初めて、人類は原子力という技術を己のものにするのである。
従って、人類の進歩を云々するならば、まずは被曝による病を正確に把握して正面からそれに向き合う姿勢が急務である
原発を作り続け原発村の住民たちの私腹を肥やすためのみに、被曝による病から目をそらしている現状は、むしろ人類の進歩に逆行しているのではないか。
>ひ弱なセンチメントに駆られた野蛮な行為
反原発が上記の行為ならば、原発推進は、執念深い欲望に駆られた野蛮な行為である。







http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120206/dst12020603120001-n4.htm

石原慎太郎 原発に関するセンチメントの愚
人間の進化進歩は他の動物は及ばない人間のみによるさまざまな技術の開発改良によってもたらされた。その過程で失敗もありその超克があった。それは文明の原理で原子力もそれを証すものだ。そもそも太陽系宇宙にあっては地球を含む生命体は太陽の与える放射線によっても育まれてきたのだ。それを人為的に活用する術を人間は編み出してきた。その成果を一度の事故で否定し放棄していいのか、そうした行為は「人間が進歩することによって文明を築いてきたという近代の考え方を否定するものだ。人間が猿に戻ると言うこと-」と吉本隆明氏も指摘している。
 人間だけが持つ英知の所産である原子力の活用を一度の事故で否定するのは、一見理念的なことに見えるが実はひ弱なセンチメントに駆られた野蛮な行為でしかありはしない。
 日本と並んで原子力の活用で他に抜きんじているフランスと比べれば、世界最大の火山脈の上にあるというどの国に比べてももろく危険な日本の国土の地勢学的条件を斟酌せずにことを進めてきた原発当事者たちの杜撰(ずさん)さこそが欠陥であって、それをもって原子力そのものを否定してしまうのは無知に近い野蛮なものでしかありはしない。
 豊かな生活を支えるエネルギー量に関する確たる計量も代案もなしに、人知の所産を頭から否定してかかる姿勢は社会全体にとって危険なものでしかない。

石原都知事:原発の是非問う住民投票 条例制定を否定

東京都の石原慎太郎知事=三浦博之撮影
東京都の石原慎太郎知事=三浦博之撮影
 東京都で市民団体が原発の賛否を問う住民投票条例の制定を目指していることについて、石原慎太郎知事は10日の定例記者会見で、「条例を作れるわけがないし、作るつもりもない」と述べた。
 市民団体「みんなで決めよう『原発』国民投票」が9日、条例制定請求に必要な署名数を超える約25万人分を集めたと発表。団体は選管による署名簿の審査を経て、知事に条例制定を請求する。知事は都議会に付議する際、意見を付けることになっている。【武内亮】



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沖縄そばから、規制値の半分の放射性セシウムが検出

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120210/okw12021022240001-n1.htm
灰汁抜きの灰にまで気をつけないといけないなんて
どうやって食材を選べばいいのでしょう(泣)
灰を食品加工に使う食品としましては

 ■ ラーメン・ちゃんぽん麺
 ■ 沖縄そば
 ■ 海老
 ■ こんにゃく
 ■ 山菜、たけのこ

などがあるようです。
しかしいわゆる本物志向の健康志向の高級品に灰を使う傾向が強いようですね。

http://www.higashi-sz.com/special/9th/
今ではラーメン・ちゃんぽん麺などの中華麺の消費量が増え、大量生産するにはたくさんの灰汁が必要とされました。一方、燃料に草木を使わなくなった現代では、灰汁を採るために必要な灰が足りません。現在、ほとんどの麺は炭酸カリウムなどの食品添加物(かんすい)を使って練られてています。

ということは量産型のラーメンなんかはたぶん大丈夫??


http://sankei.jp.msn.com/region/news/120210/okw12021022240001-n1.htm

灰を食品に使わないで 放射性セシウムで林野庁

2012.2.10 22:05
 林野庁は10日、東日本の17都県で生産されたまきと木炭を燃やした灰について、製麺や山菜のあく抜きなどの食品加工に使用しないよう、食品業界の団体や都道府県に周知、指導を要請した。沖縄県で7日、製麺に福島県産のまきの灰を使った沖縄そばから、規制値の半分の放射性セシウムが検出されたことを受けた対応。
 東京電力福島第1原発事故以前に生産され、風雨にさらされないよう保管されていた場合などは、使用自粛の対象外としている。
 林野庁はこれまで、1キログラム当たりの放射性セシウムが、まきは40ベクレル、木炭は280ベクレルを超えたら流通させないよう関係団体に要請していたが「基準を作る上で、灰を食品加工に使用することは想定していなかった」としている。




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2012年2月5日日曜日

「原発のおかげで電気を使えてたのだから文句を言うな」という意見

いまTBSで佐高信さんが、

「『みんなの責任だ』と言うことで自分の責任を解除する」

という現状を指摘し、日本の戦争責任と原発事故責任は似ているという話をしていました。

たしかに事故直後、びっくりするようなことを言う人が現れました。
曰く、

「原発のおかげで電気を使えてたのだから文句を言うな」

とんでもない発言ですよ。

これは焼き肉屋の店長が

「ユッケ美味しかっただろ?美味しかったんだから、食中毒で死んだからって文句を言うな!」

と言っているのとまったく同じです。

東京電力は、電力という商品を、お客様に提供する商売をしている人たちです。

そして昨年、商品製造工場で大事故が置き、多くの人々にとんでもない迷惑をかけました。

しかも悪いことに、東京電力は独占企業です。

国民は、原発を使わない電気を使いたいと思っても、選択する権利が与えられていないのです。


原発でできた電気しか使えない消費者に対して、「原発のおかげで楽しんだだろ?」


ってふざけんな!!





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2012年2月4日土曜日

「俺はモルモットじゃない」と叫びながら死んで行った被曝作業員


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120203-00000121-mai-soci


<福島第1原発>水漏れで地面の線量2シーベルトに

毎日新聞 2月3日(金)23時34分配信
 東京電力は3日、福島第1原発で、汚染水浄化システムのタンクから放射性物質を含む水が漏れたと発表した。漏れた量は1リットル以下だが、地面での表面線量がベータ線で毎時2000ミリシーベルト(2シーベルト)と高く、作業員が最大2.3ミリシーベルトの被ばくをした。海への流出はなく、原子炉への注水にも影響はないとしている。

「シーベルト」という単位になるとぞっとしまう。
どうしても、東海村臨界事故のことを思い出してしまいます。
シーベルト単位の被曝をした作業員が、まるでゾンビのような体になっても83日間も死ぬ事ができず(あえてこういう言い方をさせていただきます)

「俺はモルモットじゃない」

と叫びながら死んで行きました。

http://www8.plala.or.jp/grasia/dokushyo/JCO/Hibaku2.pdf
被爆治療83日間の記録  NHK取材班(岩波書店)


看護記録に記された大内の言葉には我慢の限界を超えた叫びが多くなっていた。「もう嫌だ」「やめてく
れよ」「茨城に帰りたい」・・・・・・・・「おれはモルモットじゃない」

http://www.google.co.jp/search?um=1&hl=ja&tbm=isch&q=%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E6%9D%91+%E8%87%A8%E7%95%8C%E4%BA%8B%E6%95%85&revid=1508078848&sa=X&ei=TKctT9WzJqTHmQWV693WDw&ved=0CDoQ1QIoAA&biw=1279&bih=603
↑画像(グロ注意です



↑動画


周辺住人に関しては、低線量被曝(晩発性障害)が問題となりますが、現場の作業員の方々にとっては、まさにこのような、急性障害が問題になります。

http://www.remnet.jp/lecture/forum/02_04.html
急性障害は、比較的短い期間に大量の放射線を全身または身体の広い範囲に受けた場合に、被ばく後、遅くとも2~3ヵ月以内に現れてくるものです。


あの事故から既に一年が経とうとしています。
私は、常識的に考えて、急性障害が一人も発生していないというのは考えられないと思います。
特に事故直後の段階においては、大変な量の被曝をされた方がたくさんおられると思います。
たとえば、足にシーベルト単位の熱傷を負った作業員の方もいました。
噂によると、そのうちに一人は熱傷した直後に死亡したという話もまことしやかに流れています。

どうか隠さないでほしい。
彼らは英雄でしょう。

それとも奴隷ですか?
日本を守る為の捨て駒にされた、奴隷なんですか?

死ぬまで被験者としてデータを取られ、そのデータは原発推進派の研究者達のみに共有され、世に出されることはない。

広島長崎の原爆被曝者達のデータを持っているのはアメリカであって日本でない。


日本人は何も被曝について知らない


 


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2012年2月3日金曜日

人はなぜ「自分は大丈夫」と思うのか,防災研究家の片田群馬大学教授に聞く(後編)

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20070409/267754/

つまり,あれもこれも心配していたら生きていけないわけです。だから,良い情報はポジティブに評価し,悪い情報を無視する。そういった情報処理に関する非対称性,つまり「正常化の偏見」は,とても人間らしいものだと思っていますし,人間とはそういうものだと認めるべきだと思っています。
 しかし,「もし何も備えなかったときに,何が起こるのか」「逃げないことで,何が起こるのか」だけは,正しく理解してもらわなければなりません。


(中略)


警報が外れる可能性があったとしても,われわれにできることは逃げることしかないのです。もし警報が空振りになったとしても「予報が外れて良かった」と思うしかない。


釜石の奇跡」の立役者である片田教授の、2007年のインタビュー記事です。

いま、地震、津波、放射能という三重の災害に見舞われている日本人にとって実に耳に痛い言葉です。

多くの人が、自分は大丈夫と思って避難すべき汚染地帯から逃げないでいる。。。
多くの人が、自分は大丈夫と思って避けるべき汚染食品を食べている。。。

私もいまだ関東に住んでいます。
昨日はついにお寿司食べちゃいました。

ああ、本当に、耳に痛いです (泣)


寿司食べてしまった。。。

放射能を恐れて一年近く食べていなかったお寿司。

こらえきれず、ついに食べてしまいました〜!!!

美味しかったです(涙)

近所にすごく安くて美味しいと評判の持ち帰り専門寿司屋があるんですよ。
事故後も行列は変わらず。
産地表示はありません。

でもついに食べてしまったよ〜〜〜

サーモンとブリをかなりの量。
あとは詰め合わせで、いかとかマグロとか。

ブリ好きなんですよブリ

水産庁の放射能調査結果
http://www.jfa.maff.go.jp/j/sigen/housyaseibussitutyousakekka/index.html

ブリ全滅orz

ってことは知ってたけど!!
食べちゃった!!!

主な産地的には、わりと南のほうが多いらしいので。。。

でも産地表示のない寿司屋だから、どこのだか分かりゃしません

でも食べちゃったよ〜

はあ、、、、

美味しかったです(涙)