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2011年3月に関東で被曝しました。
被曝者として放射能に関する情報や思うところを書き留めます。

2014年2月22日土曜日

宮城県沖ワカメからストロンチウム

ストロンチウムの検出量って、セシウムに比べてすごく少ないですよね。だから無視していいのかな、って気持ちになりますが、そうでもないようです。
ベラルーシでは、セシウムの飲料水許容レベルを18.5Bq/kg、スロトロンチウムの飲料水許容レベルを0.37Bq/kgとしているようです。つまり五十倍危険とみなしている。



ワカメ 宮城県七ヶ浜地先 平成25年12月19日 採取分
検出下限値未満(検出下限値0.40)
ストロンチウム90 - 0.055 
セシウム134 - 0.040 
セシウム137 - 0.082 

↑は、ストロンチウム0.055は、これの五十倍のセシウムと同じくらい危険、と考えれば分かり易いのでないでしょうか。
つまり2.75ベクレルくらい、と。

シロメバル 37°13'N 141°2'E 平成23年12月21日採取分
ストロンチウム89 - 0.45 
ストロンチウム90 - 1.2 
セシウム134 - 390 
セシウム137 - 580

↑は、ストロンチウム合計1.65ベクレル。五十倍して、82.5ベクレルのセシウムと同じくらい危険と考える。



2014年2月11日火曜日

脱原発派の猪瀬を下ろし、操り人形舛添当選。という再稼働のためだけの都知事選が終わったわけですが。

日本の未来のために巨悪と戦い巨悪に潰された国士、猪瀬氏についてはこちら↓

●猪瀬は脱原発頑張ったから潰された?「猪瀬よりきちんと話を聞いてくれそう」東電、舛添都知事歓迎 


はいはい舛添さん都知事当選おめでとーう。
まあ私は舛添さんには入れませんでしたけどw
(細川さんに投票しようかと一時は思ったけど、悩んで結局、宇都宮さんに入れました)

やはり著名人強し。
本気で都知事になりたかったら、まずテレビタレントになる必要がある、そんな選挙区TOKIO。

テレ朝、宇都宮さんをタックルに呼んでくれないかなあ。
宇都宮さん討論大好きそうだし、そうしたらお茶の間認知度劇的にアップ、宇都宮さんなら「次」を狙えると思うの!
NHKの安倍人事のガチウヨおばちゃんにディスられて激おこしてるはずのテレ朝なら、反自民気分MAXからの宇都宮さん起用くらいやってくれそうなはず!期待してるわテレ朝!

つーか

地図でみる都知事選
↑が特徴出てて超おもしろかった。

舛添支持エリア=お年寄りが多そうなエリア(奥多摩or23区下町エリア)

宇都宮支持エリア=中流の子育て世帯が多そうなエリア(東京都下)


細川支持エリア=上流の子育て世帯が多そうなエリア(世田谷目黒武蔵野市湾岸など)


田母神支持エリア=単身者が多そうなエリア(都心部)


いやはや、見事な色分けに唸りましたわ〜。
(ちなみに都民以外の人に説明すると、武蔵野市ってのは吉祥寺がある市で、23区外ですがセレブ度が高い)

●テレビでよく見る人に入れるお年寄り
●生活もっと楽になりたいわあの中流子育て世帯
●夫と子供の健康が心配で仕方ない上流子育てエリア
●強い日本に憧れる独身貴族エリア

この地図を見ると、みんなウヨとかサヨとか思想関係なく素直に正直に(って言っちゃ変ですけど)、投票してるもんなんだなあと。
タレント候補強しというあかん特徴はありますけど、こういう生々しく分かりやすい地域差を見ると、まあそれなりに民主主義してるんだなあと。

それにしても、東京都下=中流エリアで共産党推薦の候補が支持を集める、というのが如実に日本国の経済的衰退を物語っていて、暗澹たる気持ちになります。
私も宇都宮さんに入れた人間なのですが、この不況の沈没日本時代でなければ、細川さんに入れていたかもしれない。

細川(小泉)さんが宇都宮さんより票を集めることができなかった一番の理由は、日本の経済的没落、一億層中流社会の崩壊にある。

日々の生活は決して楽ではない、その本音の部分からどうしても、宇都宮さんに入れざるを得なかった、私は。

今回の都知事選の結果は、今後の日本で進むだろう、三極化を分かり易く示していると思います。

勝ち組に支持される自民候補タイプ

負け組に支持される宇都宮タイプ
勝ち負けから目をそらしたい人々から支持される田母神タイプ

格差社会が進み負け組が増えれば増える程、宇都宮タイプと田母神タイプがどんどん支持を伸ばしていくのだろう。

ところで私は山本太郎支持者ですが、今回の彼の「どちらも応援しない」のスタンスは正解でしたねえ。

今回の都知事選について(山本太郎氏のブログ)

彼は冷静に判断していた、立候補後の一本化は絶対に無理である、と。
立候補前に一本化できなかった以上、これは負け戦であると。
今回は絶対に舛添に勝てない試合であったと。
分かっていたからこそ、余計な禍根を残さないために、あえてどちらを支持するか明言しなかったんでしょう。

悲しいことに、すっかり分断されてしまった模様ですもん、反原発陣営。
細川支持の人も、宇都宮支持の人も、どうかどちらもさっさと仲直りしてちょうだい!
喧嘩してる場合じゃないよ、選挙後になって反原発派同士が片方陣営を叩くのなんておやめなさいな!



●追記●
今後の政治は三極化するだろう、という話をしましたがちょっと単純過ぎたかなと思いまして、書き直し。

まず格差拡大により負け組が増大。
そうしたら、目の前の生活をなんとかしたい負け組は反格差に流れます。 
しかし一方で、現実から目をそらしたい負け組は極右に流れるのです。 勝ち組優遇陣営は、極右を演出することで、後者の負け組を吸収するでしょう。

他方で、反原発は勝ち組セレブエリアに多いという特徴もあります。 

キーワードは四つ。
負け組の支持を集める「反格差」「軍国的雰囲気」

勝ち組の支持を集める「勝ち組優遇(格差推進)」「反原発」

バラバラで相容れない、しかし大きな四つ民意。

これをそれぞれどう吸収するか?というのが今後の各政党の指針となる。

たとえば以下の二つに二極化される。


●反格差と反原発を両方訴えることで、負け組と勝ち組両方の支持を得る陣営
 

●軍国的雰囲気と勝ち組優遇(格差推進)で、負け組と勝ち組両方の支持を得る陣営 

上は共産党や生活の党(小沢一郎)が掲げているもので、下はいま自民党が掲げているものですね。他の政党も、この二つのどちらかに寄るしかないのでは、と思う。

下に対抗するには上を掲げるしかない、といち早く気付いていた小沢一郎がついていたのに、細川さんが反格差を声高に言えなかったのは残念ですね。

むろん中には「反格差と軍国的雰囲気」や「反原発と勝ち組優遇」や「反原発と軍国的雰囲気」という組み合わせもあり得ます。
いずれにせよ、今後かならず進む格差社会の中で、格差推進か反格差か、という選択は原発以上の大きな争点となっていくのは間違いありません。
脱原発が勝つために必要なのは「一本化」ではない。
脱原発プラスアルファ、脱原発以外のどの層を取り込むか、にかかっている。


まいちばん大事なのは有名人であること、なんですけどねw
それがTOKIOだから。



猪瀬は脱原発頑張ったから潰された?「猪瀬よりきちんと話を聞いてくれそう」東電、舛添都知事歓迎 

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140210/biz14021017450017-n1.htm


舛添氏も「脱原発」を唱えるものの、細川氏の「原発即ゼロ」路線とは一線を画しており、電力業界では「閣僚経験者として、現実路線を重視する人」とみられているからだ。
 猪瀬直樹前都知事は、値上げに強硬に反対したり、昨年には都立施設の電力調達先を東電から中部電力系に切り替えたりと、ことごとく東電と対立してきた。
 東電関係者は「本来、株主は株価を上げるために企業価値を高めようとするはずなのに、猪瀬さんは当社の足を引っ張っていた」と打ち明ける。
 「舛添氏は理詰め」との評もあるが、電力業界関係者からは「それでも、猪瀬さんよりきちんと話を聞いてくれそうだ」と期待の声が上がっている。

っていうか猪瀬氏って東電に喧嘩売って脱原発頑張ろうとしたから、潰されたんですね。

ああ気付くのが遅過ぎた(><)
猪瀬も石原に気を使わずに、国民向けに大々的に「俺はこんなに脱原発頑張ってるぞ」ってアピールして、徳洲会問題が起きたら「原発ムラの陰謀だ!」ってわめけばよかったのに!
そうしたら猪瀬をやめさせるなデモくらい起きたかもしれないのに!
口べた過ぎるんだよ猪瀬のアホ!!!


脱原発を頑張る政治家は潰される?


こんな既成事実、許されない!!!!!

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20121112/330220/

東電経営改革本部との定期会合で改革求め、本気度を問う (猪瀬直樹)

http://www.inose.gr.jp/column/
↑猪瀬ったら反原発デモを批判しながら、一人で脱原発のためにこんなにいろんなことしていた!!
ツンデレにも程があるだろこのバカチンが!!!!


これで分かったことは、脱原発は一人ではできないということ。
猪瀬がツンデレ隠れ脱原発しないで、もっと脱原発派陣営との協力関係を築けていたならば、と大変悔しいです。