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2011年3月に関東で被曝しました。
被曝者として放射能に関する情報や思うところを書き留めます。

2014年5月29日木曜日

つくば学園都市で謎の「街路樹枯死」が続出中

もともと立ち枯れ傾向だったつくば市の街路樹らしいですが、ここ二、三年枯死の傾向が強まっているそうです。

放射能の影響だったら恐ろしいですね。

チェルノブイリ周囲に「赤い森」というのが出現したのを想起させます。


以下、引用。

つくば学園都市で謎の「街路樹枯死」が続出中

今、茨城県つくば市で異変が起きている。それは、道路脇の「街路樹」などに“成長不良”や“枯死(こし)”が目立つことだ。

この筑波山の南麓地域は「筑波研究学園都市建設法」が施行された1970年から、85年の「つくば万博」開催にかけて大規模な開発が進み、今では約300の学術研究機関や関連企業が集中する近代都市に生まれ変わった。

その自然と科学の調和をうたった大整備事業の一環として、多くの街路樹や研究施設内の樹木、一般住宅の庭木などが植えられてきたのだが、なぜかそれらが昨年から今年にかけて急速に精気を失っているのだ。

25年前に都内からつくば市中心部へ移り住んだM氏(独立行政法人研究所職員、理学博士)が語る。

「90年代末までのつくば市は、とても緑豊かな森林都市で、ほとんどの幹線道路沿いには高さ10m以上の街路樹が立派に生い茂っていたんです。大学や研究所施設などのフェンス内側にもアカマツなどの緑地スペースが設けられ、秋にはマツタケが採れる場所もたくさんありました。

ところが2000年代に入ってから茨城県各地でマツクイムシによるアカマツの大量枯死が続出。つくば市ではアカマツ以外の樹木でも毛虫(アメリカシロヒトリ)の食害で立ち枯れや衰弱が目立つようになり、その傾向が特にこの2、3年間で加速化しています」

植樹から40年以上経過した樹木も多くなってきたつくば市では、枯れ葉や落ち葉に対する住民苦情も増え、また大きく育ちすぎたことによる倒木被害を防ぐためにも、昨年、大規模な“せん定(てい)”作業(※)を行なっている。

※樹木の枝打ちと背丈を切り詰めること。見た目がよくなることに加え、成長促進、虫害・細菌性病害の予防効果もある。

ところが……。

「過去の樹木せん定では、確かに翌年には芽が吹いて新しい街路樹の景観に生まれ変わってきました。でも、今年の春はまったく違う。多くのせん定街路樹で芽吹きが非常に遅れるか、どう見ても立ち枯れに向かっているとしか考えられないケースが目立っているんです。それは街路樹だけでなく、つくば市内のさまざまな研究施設内や住宅の庭木についても同じことです」(前出・M氏)

たとえば、長らく市民に親しまれてきた408号線(牛久学園通り)沿い、果樹試験場入り口付近の街路樹(下り=モミジバフウ、上り=ユリノキ)は、まるで立ち枯れ状態。ここから約1km北上した圏央道ガード手前付近も同様である。

はたしてこれは、せん定の途中経過なのか? 樹木が寿命を迎えているのか? それとも何かほかの要因なのか? M氏が語る。

「一住民として長期間にわたって観察してきた私の感想では、今の現象の原因は単なる虫害ではなく、樹木を弱らせる環境の変化が強まっているように思えてなりません」

“環境の変化”とは、何だろうか? 今のところは、ミステリーというしかない。

(取材・文・写真/有賀 訓)

2014年5月14日水曜日

健康被害の被害者=風評被害の加害者なのか?@美味しんぼ問題

誰かが被曝させられた場合には二つの被害がありうる。


第一に、健康被害である。
第二に、風評被害である。

現状の日本では、声高に言われるのは風評被害のことばかりで、誰も真正面から健康被害について考えようとしない。

それどころか、風評被害対策そのものが、健康被害対策の壁となってすらいる。

私は、被曝による健康被害ついて議論する時に「風評被害」という言葉を使うのは禁じ手にすべきと思う。
これほど卑怯で残酷なことはない。

万一、健康被害が出た場合、その被曝者はまず「私はこのような健康被害が出ているが、これは被曝のせいではないのか?」と声を挙げねばならない。

この第一声を封じ込めバッシングし口をつぐませるような空気は、絶対に作ってはならない。

<私は健康被害が出ている。これは被曝のせいかもしれない。けれど私がその声を上げたら、それは地元に風評被害をもたらすかもしれない。だから黙っていよう・・・>

被害者をこういう心理に追い込むような状況だけは、絶対に作ってはならない。

ゆえに被曝による健康被害と言う問題について語るとき、「風評被害」という言葉は禁じ手である。

その言葉を使うことはあまりに残酷であり、卑怯である。

被曝させられた場合、二つの被害がありうる。

一つは健康被害であり、一つは風評被害である。

いずれにせよ、加害者は放射能をばらまいた人々である。

健康被害の被害者=風評被害の加害者

などという等式は決して成り立たない。

加害者は徹頭徹尾、放射能をばらまいた人々である。

福島選出の根本匠復興相は「地元住民の感情を鑑みると、非常に残念で遺憾だ」と指摘。放射能の不安をぬぐい去るための「リスク・コミュニケーション」(リスク教育)の充実を求めた。同じく福島が地元の森雅子消費者相も「根拠のない差別や偏見を助長する」と懸念を表明した。  太田昭宏国土交通相は「表現の自由は大事だ」としつつ、「風評を懸念する福島の心情をよく理解する必要がある」と強調。下村博文文部科学相は「放射線に関する国民の科学的理解の向上に努め、風評被害が広がらないようにしたい」、石原伸晃環境相は「ホームページなどを使い、正しい情報を発信したい」と語った。

↑被曝者達の健康不安を一切顧みず、いきなり「偏見」だの「差別」だの「風評」だのという言葉を使って、健康不安を一切無視し、まるで健康不安を感じる人=加害者であるかのように演出しようとする、この冷酷極まりない人の道に外れまくった政治家達の発言を心底軽蔑します!!!

この人達に人の心はないのでしょうか!?





2014年5月12日月曜日

日本人って福島県民が体調不良を訴えるとすぐキレるよね。@美味しんぼ問題

福島原発事故で被曝させられてさ、体調不良が出たら「被曝のせいでは?」って思うのはいわば ごく普通のことだと思うんだよね。 

なんで日本人って福島県民が体調不良を公表するだけでぶちギレるの? 

なんで日本人って、福島県民が体調不良を被曝のせいでは、と疑うだけでぶちギレるの?

今回の美味しんぼの件、いわば「双葉町前町長という福島県民が、漫画という媒体を通して自身の体調不良を公表した」形です。

そこで巻き起こったのがこのバッシングです。

私が思い出したのは、「ぬまゆのブログ」バッシングです。

ぬまゆさんも、個人ブログで髪の毛や歯が抜けたという症状を書いただけで、石井孝明とかいうジャーナリストに煽動されたリンチを受けました

石井孝明は今回も、美味しんぼ作者リンチを煽動しています。
ジャーナリストが「美味しんぼ」原作者の「リンチ」呼びかけ? 石井孝明氏、批判されツイートを削除

日本人は福島県民が体調不良を訴えるとキレます。

日本人は福島県民が自身の体調不良を「被曝のせいでは?」と疑いを持つとキレます。

これが日本人と言う民族です。