http://mainichi.jp/select/news/20120507k0000m040019000c.html
http://mainichi.jp/select/news/20120517k0000m040103000c.html
落雷:意識不明だった11歳の女児死亡 埼玉
毎日新聞 2012年05月16日 23時38分(最終更新 05月17日 08時29分)
埼玉県桶川市の犬の運動施設「穂高ドッグラン」で6日、落雷を受けて意識不明の重体だった宮代町の小学6年、関根彩加(さやか)さん(11)が16日午後、入院先の川越市内の病院で死亡した。
埼玉県警上尾署によると、関根さんは6日午後2時20分ごろ、母順子さん(40)ら3人とケヤキ(高さ約8メートル)の木の下で雨宿り中に雷に打たれた。順子さんら3人も軽傷を負った。
雷って本当に恐ろしいですね。
雷の対策を探していたら、分かりやすいサイトがありました。
http://www.aobaya.jp/chishiki.html
埼玉の事件は、林の中で起きました。このサイトで言う「危険な場所」です。雷の時は森や林の中にいてはいけないのですね。
このサイトに書かれている「危険な場所」は即座に離れ、腰をかがめて出来るだけ低い姿勢で移動するべきだそうです。
そして、 周囲への落雷が激しく、逃げられない時は、その場で両足を揃えてしゃがみ、目を閉じ、指で両耳穴をふさぐ。 (寝そべると、近くに雷が落ちた時に、地面を伝わる雷でケガをする。)危険な場所とは、以下です。
<危険な場所とは>
・高さ5m未満の物体(樹木・岩など)の周囲
・高さ5~30mの物体(樹木、建物、ポール、電線、電柱)の4m未満の位置
・高さ30m以上の物体(高層建築物、クレーン、煙突、高圧鉄塔)の4m未満の位置。30m以上離れた位置。
↓
ようするに高い物の近くは駄目。
http://saijiki.sakura.ne.jp/denki5/kaminari1.html
別のサイトですが、こちらには雷が鳴っているときには、樹木には絶対に近づかないのが原則ですとあります。
・林や森の中 (林や森の入り口付近も同様) 木の高さがわからず、保護範囲を目測するのが不可能。 葉や小枝を含むすべての樹木から4m以上離れるのが不可能。 (2m以上離れれば、死亡に至る確率は低い。)
・テントの中、ビーチパラソルの下 平地で、姿勢を低くしている時より危険。 ポールに落雷し、側撃雷が襲う。 樹木の間に張ったビニールシートの下で雨宿りは、厳禁。
・屋根が布またはビニール製ほろで出来ている自動車・列車 オープンカー、ゴルフ場のカート、ほろで覆ったトラックの荷台は危険。
・自転車・オートバイ 特に、雷雨の中、堤防上の道や農道を走行するのは、自殺行為。 市街地では、電線の下を通れば危険性は減るが、その下だけの走行は出来ない。 激しい雨も降るので、早めに降りて避難する。
・開けたところ 山頂、尾根、堤防の上、河川敷、田畑、 海岸・海上・湖上(水泳・サーフィン・ボート・水上オートバイ、避雷針のないヨット・漁船) グランド、テニスコート、ゴルフ場、屋外プール、屋根のない観客席
あと、傘をさすのは厳禁だそうです
<安全な場所とは>
・鉄筋コンクリート建築物
・戸建て住宅などの本格的木造建築物
・屋根が金属で出来ている自動車・バス・列車・飛行機の中
窓は閉め、車体・ハンドル・電装機器には手を触れない。(手は膝の上。)
・洞窟
入り口には立たない。内部は暗いので十分注意。また、酸欠・墜落・転倒にも注意が必要。
その他、
<比較的安全>
・高さ5~30mの物体(樹木、建物、ポール、電線、電柱)の保護範囲 物体から、4m(*3)以上離れる。(コンクリート電柱は、2m以上で十分。) 張り出している葉や小枝からも必ず4m(*3)以上離れる。 物体のてっぺんを見上げる角度(仰角)が45度以上の位置。 姿勢を低くする。(両足を揃えてしゃがみ、指で両耳穴をふさぐ。)
・高さ30m以上の物体(高層建築物、アームを伸ばした大型クレーン[除ユニック車]、煙突、送電線の鉄塔)の保護範囲 物体から、4m以上離れる。(送電線の鉄塔は、2m以上で十分。) 張り出している葉や小枝などからも必ず4m以上離れる。) 物体から、30m以内(*4)の位置。(仰角は通用しない。) 姿勢を低くする。(両足を揃えてしゃがみ、指で両耳穴をふさぐ。)
↓
いやいや、こんなん目視で4メートル以上とか分からないでしょって思うんですが。。。
(とにかく高い物体の近くは避けたほうがいいのでは、、、)
・橋の下・乾いた窪地や溝
姿勢を低くする。(両足を揃えてしゃがみ、指で両耳穴をふさぐ。) 但し、河川の増水や雨水の流入でおぼれない確信がある場所。
<比較的危険だがまだまし>
・林や森の中では、木がまばらなところ
幹だけでなく、張り出している葉や小枝などからも出来るだけ離れる。 姿勢を低くする。(両足を揃えてしゃがみ、指で両耳穴をふさぐ。)
↓
林の中から脱出できなそうならば、木がまばらなところを探してしゃがむ!木の密集エリアよりはまし!
・湿った窪地や溝
姿勢を低くする。(両足を揃えてしゃがみ、指で両耳穴をふさぐ。) 但し、雨水の流入でおぼれない確信がある場所。
・避雷針設備のない山小屋・トタン屋根の仮小屋・あずまや
柱や壁から出来るだけ離れる。(柱や壁にもたれていて死亡した例が多い。) 姿勢を低くする。(両足を揃えてしゃがみ、指で両耳穴をふさぐ。)
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と色々見て来ましたが、雷鳴が聞こえた時には、すでに落雷の危険域に入ってしまっているそうです。激しい雨が降り出してから避難するのは、完全に逃げ遅れ。
落雷にあわない最も確実な方法は、雷鳴が聞こえる前に、雷警報器で落雷の発生・接近を知り、落雷危険域に入ってしまう前に、安全な場所に避難することです