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2011年3月に関東で被曝しました。
被曝者として放射能に関する情報や思うところを書き留めます。

2012年1月31日火曜日

1707年宝永大噴火

前の記事で、最近の日本の状況は九世紀に起きた富士山の貞観大噴火の前後の時期に似ているということを書きましたが、
富士山の歴史上最後の噴火は、1707年の宝永大噴火だそうです。
ちなみにその直前にも大きな地震が続けて起きています

1703年 元禄地震(関東地震) - M 8.1
1704年羽後・陸奥で地震(東北地震) - M 7.0
 1707年 宝永地震(東海・東南海・南海連動型地震) - M 8.4〜8.7

オカルト的な妄想をしてみるなら、1707年+311年=2018年なんか、危なそうだなあとか。。。

あはは。。。

   

2012年1月30日月曜日

富士山大噴火と東北の大震災

http://www.yomiuri.co.jp/job/biz/qaetc/20111018-OYT8T00812.htm?from=y10

貞観地震の再来という見方


貞観地震の6年前の863年には越中から越後にかけて大地震が起き、その翌年には富士山と阿蘇山が噴火しています。さらに、貞観地震の前年の868年には播磨の国(現在の兵庫県西部)で大地震が起き、その後も、関東地方で大地震(878年)、出雲で大地震(880年)、そして、東海・東南海・南海地震(887年)……。

860年代は大変な年だったのですね。
864年、富士山の大噴火が起き、そのわずか5年後に311と同じ規模の大地震=貞観地震が東北で起きている。

東北の地震と富士山の噴火には何かつながりがあるのでしょうか?
先日の富士五湖の地震といい、本当に怖いです。

そして二十年スパンで見ると、もう日本中で大地震が起きている。
なんと恐ろしい程に、この時期の震災は、現代日本におけるここ十年程の震災と合致しているのです。

863年の越中越後地震は、2004年と2007年の新潟中越地震、新潟中越沖地震。

868年の播磨、山城地震は、1995年の阪神淡路大震災。

869年の貞観地震は、2011年の東日本大震災。

880年の出雲の地震は、2000年の鳥取県西部地震。

この激動期に日本は突入してしまったのでしょうか。。。。

もし860年代から880年代とまったく同じことが日本に起きるのだとすると、まだ起きていないことは

●富士山噴火
●阿蘇山噴火
●関東大震災
●東海、東南海、南海地震

どれが来ても最悪です。。。orz

前回の激動期は、24年間のあいだに起きました。
今回の激動期は、阪神淡路から始まっているのだとすると既に16年が経っています。
猶予はあと8年!?
あと8年の間に、上記の全てが起きてしまったら、一体どうなってしまうんでしょうかこの国は!
関東大震災=首都、東京の壊滅を意味します。
そして日本各地に点在する原発の存在。
ことが起きてしまったら、間違いなくこの国の、そして世界の命運を揺るがす事態になるのではないでしょうか。


ちなみにちょっとオカルト的な話をしますと、前回から数えてだいたい1100年後ぐらいにあたりますね、現代は。
「11」という数字がここに出て来て怖いです。。。



  

被害想定が避難の足かせになったとしたら、ハザードマップや予想波高の広報はやめるべきです



小中学生の生存率99.8%は奇跡じゃない
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1312?page=4

釜石の奇跡(上)群馬大院教授・片田敏孝

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110628/dst11062804020001-n1.htm

「釜石の奇跡」の話、震災直後に話題になりましたよね。
釜石市では、1,060人が津波や震災で亡くなりましたが、小学生1927人、中学生999人の命が助かり、小中学生の死者は5人。
生存率は99.8パーセントでした。 
それはすべて、学校での教育の賜物でした。片田教授の防災教育のおかげで多くの子供達が助かったのです。

今、あらためて釜石の奇跡の話を読んで、私は涙を流しました。
片田教授は、こんなことをおっしゃっています。

自然現象は人間の意思など無視して迫ってきます。子供たちには「ハザードマップを信じるな」とあえて逆説的なことをいって「地震、即避難」を徹底していました。ある小学校では、全員が避難を完了してから大津波警報を聞いています。犠牲者は逃げなかったか、逃げ遅れたから亡くなった。これは厳然たる事実。被害想定が避難の足かせになったとしたら、ハザードマップや予想波高の広報はやめるべきです。どのような情報であれ、人は都合のいいように解釈してしまう傾向があります。

釜石の死者・行方不明者の65%がハザードマップ(被害想定図)の浸水想定区域だったそうです。

私はこれは、放射能災害にも当てはまると思います。

「100ミリシーベルト未満の被曝では病気にならない」

この、山下先生など御用学者の「被害想定」が、被曝からの避難(居住の移動のみならず、マスクの着用、食品を選ぶことなど)の足かせになってはいないでしょうか?

私の母の実家は鹿児島なのですが、桜島には「科学不信の碑」と呼ばれる碑があります。

かつで桜島が大爆発したとき、その数日前に前兆らしきものがあったそうです。
住民達はもうすぐ爆発するのではないかと噂しましたが、当時の気象庁にあたる役所は、「心配するな、桜島は爆発しない。科学的に見て爆発は無い」と言ったそうです。
桜島には二つ村があり、片方の村は気象庁の言葉を信じて避難をせず、片方の村は自分たちの直感を信じて避難しました。
そして結果は、大爆発。
気象庁の言葉を信じた村の人たちには多大な被害が出て、いち早く逃げ出した住人たちは被害を免れました。

これは片田教授と同じ事を教訓として言っていますね。
また、早川教授も子供達に「大人を信じては行けない」と言っていました。

自然災害において、科学は時に足かせになる。そういうことをしみじみと感じました。

   

被曝者なのに「東電の敵」ばかり叩く人々

自分自身が家族も含めて被曝者であるにも関わらず、被曝させた加害者である東電を間接的にかばうようなことばかり言う人々がいます。

たとえば、反原発運動に対して文句を言ったり。

いわく「福島県に来もしないで反原発ぬかすな!」

被曝した地域は福島県だけではありません。
東日本の広範囲の住人が、被曝させられたのです。

被曝させられたら怒るのは当然です。
反原発を声高に訴えるようになるのは、人の心情として当然じゃないですか。

またたとえば、放射能を恐れる人に対して文句を言ったり。

いわく「東日本の農産物を食べないなんて風評被害だ!」

チェルノブイリの例を見れば、内部被曝を恐れるのは当然です。
特に母親というのは子供に少しでも健康な食生活を送らせたいと願うのが本能のようなものなのです。

食品添加物の少ない食品を、農薬の少ない食品を、ビタミンの豊富な食品を、

と、原発事故以前からずっと、多くの母親は子供の食生活に気を配って生きてきたのです。

それをどうして、原発事故以降は「子供に不健康な食生活を送らせる事を我慢する」方向に転換しなければいけないのでしょうか。

誰のために?

結局は、東電や御用学者などの原発推進派の人たちのためじゃないですか!

私も子供も、被曝させられました。
被害者なのです。
どうして被害者が、加害者のために我慢をしなければいけないんですか?

全ての汚染された農作物の買い上げと、農家の方々のその後の生活の保障などは原発推進派の人々がやるべき義務です。

東電はその義務を、被曝者達に背負わせています。

叩くべき相手は、自らの義務を被曝者に負わせる加害者たちでしょうが!


福島県民を擁護するフリをして、時には「県民代表」のような顔をして、東電の擁護をしている人々がいる。


彼らは実は工作員なのでは、ありませんか?


2012年1月29日日曜日

地震 世界 日本 2011 分布可視化マップ/ 2012は既に震度5が二回

日本の地震発生頻度は世界の中でどのような位置にあるのか調べてみたら、youtubeで大変分かりやすい、地震発生分布の可視化マップ動画を見つけました。
 

さらに日本国内での発生分布地図
 

やはり物凄いですね。
特に2011年はとんでもない年だったというのが分かります。

残念ながら2012年、まだ一ヶ月経ってないというのに相変わらず日本は地震に見舞われています。
一月だけで、震度5弱が2回、震度4が7回です。
今年も地震への備えは怠れませんね。

2012年1月1日鳥島近海M7.0震度4
2012年1月5日福島県中通りM4.1震度4
2012年1月12日福島県沖M5.8震度4
2012年1月23日 20時55分福島県沖M5.1震度5弱
2012年1月26日 5時47分宮城県沖M5.1震度4
2012年1月28日 7時44分山梨県東部・富士五湖M5.0震度4
2012年1月28日 7時54分山梨県東部・富士五湖M5.5震度5弱
2012年1月28日 9時26分岩手県沖M5.6震度4
2012年1月28日 14時30分茨城県沖M4.9震度4



   

2012年1月28日土曜日

小学4年生にもわかる放射能の話

http://gunma.zamurai.jp/pub/2012/fukushima120122oyama.pdf


とにかく君たちに言いたいこと
• いま、おとなを信じてはいけない。
• おとなは、お金のためにウソをいう。
• とくにテレビに出てくるひとは、3月からウソばっ
かりついてる。新聞もウソばっかり書いてる。
• おとなが言うことをそのまま信じていると、君た
ちの命がちぢまってしまう。


さすがですねえ、早川先生
でも確かにその通りなわけで。。。

栃木県小山市での講演のようです。
ちょうど、私の住んでいる、都内市部と同程度の汚染度のエリアだと思います。
だからすごくためになりますね。今後の指針として。

落ち葉に触らない、側溝や雨樋に近づかない、窪地に近づかない。

そういうことをアドバイスとしておっしゃっています。

食材に関しては、私も気をつけているのですが、外遊びとなるとちょっと油断しがちでした。
まだうちの子は小さいので、本当にどこにでもてけてけ入って行ってしまいますし。
親が気をつけて、そういう場所から遠ざけるようにしないといけませんね!

2012年1月27日金曜日

日本人が人類から海を奪った


ASRによる海洋汚染のシミュレーションです。
太平洋の放射能汚染はとんでもないことになっています。
史上最悪の海洋汚染。
この汚染はどこまで広がるのでしょうか。
世界中の人が、海産物を食べられない日がやってくるのでしょうか。


ところで上の海洋汚染シミュレーションマップを見ると、北海道の南岸はもう駄目ってことなんでしょうか?

海藻の放射能、とても気になります。海藻は放射能をうんと濃縮すると言いますし
日高昆布はどうなんでしょうか。。。

とりあえず、今後、昆布を買うときの参考に下の産地マップ見つけました。
細目昆布、利尻昆布、羅臼昆布あたりが無難でしょうか。



ところで私も我が子ももずくが好きです。
もずくは沖縄だから、と安心していたのですが、沖縄の海が綺麗なままでいられるのはいつまでなんでしょうか。
いつか沖縄の海も汚されてしまうのか、と不安でなりません

チェルノブイリの時は海は汚されなかった
だからこれは人類初の出来事なのです。人類初だから、誰にも予測はできないんですよね


これならだいじょーぶ???

01/24 クジラ座礁。大地震の予兆でないことを祈ります。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00215912.html

ニュージーランドのゴールデン湾で、100頭近くのゴンドウクジラが浜辺に乗り上げているのが見つかった。
力のない「声」を上げているのは、浜に打ち上げられ、動けなくなったクジラ。
ニュージーランドの南にあるゴールデン湾で、100頭近くのゴンドウクジラが、浜辺に乗り上げているのが見つかった。
これまでに27頭が海に戻ったが、34頭のクジラが死んでいて、ボランティアは、次の満潮で戻れるように、懸命な救助作業を続けている。
この場所の近くでは、1月初めに25頭、2011年11月にも65頭のクジラが打ち上げられている。

(01/24 18:37)

二日前にまた大量のクジラ座礁があったんですね。
大地震の前兆としてクジラ座礁が多いという話もあるし怖いです。。。
また、現代ビジネスのこんな記事もありました
なんだか怖い記事ばかりで滅入ります。

昨日は念のため、カセットコンロを買ってきてしまいました。
水は一応、36リットルほどの備蓄があるのですが、またガスも電気も止まってしまうかもしれないので火も必要ですよね。
あとオムツも買って来ました。
まだ足りないかもしれないので明日またオムツ大量に買ってこようかな。。。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31609



アウターライズ地震では正断層破壊が一気に起こるため、巨大津波を引き起こすと言われている。事実、'04年12月のスマトラ島沖地震(M9.1)の約3ヵ月後に発生したアウターライズ地震(M8.7)では、揺れと津波で1700人以上の死者が出た。
 同様に、明治三陸地震(M8.2)の37年後にあたる1933(昭和8)年に起きた昭和三陸地震(M8.1)も津波を伴うアウターライズ地震だった。このように発生時期は本震の3ヵ月~37年後と幅があるが、「アウターライズ地震は本震の発生からそう遠くない時期に発生する」というのが専門家らの共通認識になっている。

地震予知の第一人者・長尾年恭東海大学教授 「首都圏直下型M8」「東海地震M9」はまもなく来るものと覚悟してください



福島の子供3765人中1143人、甲状腺検査でしこり見つかる


http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&mode=0&classId=0&blockId=9927368&newsMode=article


甲状腺「悪性みられない」 
検討委員会では、浪江、飯舘両町村、川俣町山木屋地区の18歳以下を対象にし
た甲状腺検査の結果が報告された。3765人のうち、「直ちに二次検査を要す
る」と判断された県民はいなかった。
直径5・1ミリ以上のしこりなどが確認され、二次検査の対象となったのは26
人(0・7%)だったが、検討委座長の山下俊一福島医大副学長は「原発事故に
伴う悪性の変化はみられない」と説明している。二次検査が不要の3739人(
99・3%)のうち、1117人(29・7%)は5・0ミリ以下のしこりなど
が確認されたが、県は「良性」と判断している。
甲状腺検査は県民健康管理調査の一環で、浪江、飯舘両町村、川俣町山木屋地区
で先行して行われた。他の地域では順次、実施している。


悪性みられない、ってことを強調していますが、良性のしこりはやがて悪性になるのではないでしょうか?
この数値、三割の子供に甲状腺の良性なしこりが見つかるというのは、他の地域と比べたらどうなのでしょうか?
大変な数字であるように思います。

http://plaza.umin.ac.jp/~kid-endo/rinsho/endodisease/thyroid/thyroidadenoma.html
ただ、上記のサイトによると、


甲状腺結節・腫瘍の頻度は多く、健康な人でも詳しく調べれば10人中約3人の割合で甲状腺内の「シコリ」が見つかります。その多くは「腺腫様甲状腺腫」という良性のものです。


ということです。
しかしこの割合は大人を含めた割合が三割ということです。
子供のみの甲状腺腫瘍の割合はいかほどなのでしょうか?

子供の甲状腺を全国的に調査をするべきだと思います。
そして全国平均の中で、汚染エリアの数値は高いのか低いのか比較すべきでしょう。
それすらしないで事故の影響はないと言い切るなんて、科学じゃないと思います。

どうして山下のような人物に被曝者たちの健康を命を預けなければいけないのか、やるせない気持ちでいっぱいです。


また、以下のようなサイトもありました。
http://www.fgs.or.jp/public/05/2002_12.html
ある地域の住民集団において、ヨード欠乏性疾患が存在するかどうかの指標は学童の甲状腺腫の頻度であるとされてきている。例えば、学童の甲状腺腫の頻度が5%以上の場合には ヨード欠乏が住民の健康維持の上で問題となり得る事が既に示されている


ここで言われている「甲状腺腫」ってどのレベルなんでしょうか。
5ミリ以下のしこりも含めて5パーセントだったらショッキングです。
何しろ今回の調査は、30パーセントという割合なのですから。

●追記●
元資料はこちらのようです

http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/240125shiryou.pdf


結節を認めたもの
5.1㎜以上 / 26人 /0.7%
5.0㎜以下 /56人 /1.5%
計: 82人(2.2%)

嚢胞を認めたもの
20.1㎜以上/ 0人/ 0.0%
20.0㎜以下 /1,086人 /28.8%
計:1,086人(28.8%)


http://www.j-tajiri.or.jp/source/translation/c/menu.html
小児の甲状腺腫について詳しいサイトがありました。
甲状腺のことがわかる本
http://www.j-tajiri.or.jp/source/translation/c/05.html


ある種のグループに属する人は、他の人より悪性の結節が見つかる可能性が高くなります。例えば、子供や思春期の若者、そして男性に甲状腺の結節がある場合、統計学的にその結節が悪性である可能性が高いのです。
若い人(18歳から25歳)には、 普通良性の結節が生じてくることはありません。“これは間違いないことです”。結節ができるにはそれだけのわけがあるのが普通です。したがって、若い人に結節が見付かった場合は、悪性であるリスクが大きくなります。


http://www.j-tajiri.or.jp/source/translation/c/09.html

もし結節がある場合は、結節が癌性のものに変化しているかもしれませんので、すぐに検査をうけるべきです。<第5章>でも述べたように、子供に甲状腺結節が生じた場合は、統計学的に良性より悪性である確率が高いのです。


<第5章><第6章>で述べたように、子供の甲状腺またはその周囲に硬く、痛みのないしこり、または結節があれば、甲状腺癌の疑いがあります。子供のしこりの中には甲状腺炎によって引き起こされたものや、結局は良性の嚢胞であるとわかるものもありますが、子供の甲状腺やその周囲にしこりが見つかった場合は、そのしこりが癌性である可能性が高いのです。

なんかもう、最悪のことしか書いてありません。。。めまいがしてきました。。。

しかし別の本にはこんなことも。
あなたの甲状腺:家庭用医学書
http://www.j-tajiri.or.jp/source/translation/b/12.html

子供に現れる甲状腺結節(しこり)は普通、甲状腺の炎症(甲状腺炎)や良性腫瘍、あるいは甲状腺嚢胞によるものです。幸いに、子供の甲状腺結節に癌が含まれることは希です。もし、子供に甲状腺癌ができたら、おそらく痛みのない結節が1個かそれ以上あり、それは他の種類の甲状腺結節に比べ、固く触れるでしょう。さらに、癌が首の中に広がったために、甲状腺の近くのリンパ節が固く、腫れているのに気付く場合もあるでしょう。ほとんどの形の癌でそうであるように、そのような腫瘍は治せることが多いので、甲状腺癌の迅速な発見と治療が大事になります。子供に結節があるか、結節があることが疑われる場合、子供を医師のもとに連れて行き、検査をしてもらわなければなりません。

上と下の違いはなんなんでしょうか?
甲状腺のことがわかる本では、子供の結節は癌の可能性が高いと言い、あなたの甲状腺:家庭用医学書では癌が含まれることは稀と言っています。
翻訳の違いなんでしょうか?
甲状腺のことがわかる本では「結節」と「嚢胞」を明確に分けて、「嚢胞はいいけど結節は危ないよ」と書いている。

あなたの甲状腺:家庭用医学書では「結節」=「しこり(結節+嚢胞)」の意味で使っていて、「しこりのほとんどは危険が無い(嚢胞である)」と書いているのかも、しれません。

さてしかし子供に甲状腺腫が見られる頻度データは、ちょっと探し出せませんでした。

ただ、あなたの甲状腺:家庭用医学書にこのような記述もあります
甲状腺が正常より大きくなった場合、甲状腺腫と呼ばれます。甲状腺腫は年齢に関わりなく現れますが、特に月経開始期頃の女の子にいちばん多いのです。あなたの子供に甲状腺腫ができた場合、子供は健康なままで、重大な甲状腺の問題が存在しないことも有り得ます。その一方で、6歳以上の子供に現れる甲状腺腫のほとんどは、慢性リンパ球性甲状腺炎、または橋本病と呼ばれる軽度の甲状腺の炎症により引き起こされます。


●月経開始期頃の女の子には、まったく無害なしこりが出ることが多い?
しかし
●6歳以上の子供に現れるしこりのほとんどは、病気によるものである?

んもー、どっちやねん、って感じです。
データ欲しいですねデータ

さらにこんなのも

http://www.noguchi-med.or.jp/illness/thyroid/overview01.htm
丁寧に頚部を触診すると中年以後の女性では100人に5人くらいは甲状腺に腫瘍をもっている人がいるといわれています。最近の進んだ超音波を用いた集団検診では被験者の年齢分布によって違いはありますが6ないし10%の人に甲状腺になんらかの腫瘍のような病変がみつかります。さらに精密検査を行いますとこの病変が癌である割合は、30代までは2%くらいまでですが、40代以上になると4%位に増加してきます。多めに見積もると10%のなかの4%ですから、全体の0.4%が癌ということになります。すなわち中年の女性の250人に1人は甲状腺に癌を持っているという計算になります。その癌の半分以上は最大径10 mm以下の小さなもので、すぐに生命にかかわるというものではありません。


あれ?他のサイトには腫瘍の発生頻度は三割って書いてあったのに、10パーセント??

ほんとよくわかりません。

やはり、同じ検査体制による全国調査が必要だと思います
そもそも、被曝エリアは原発周辺だけではないのですから。

早期発見早期治療が必要だという意見については万人が一致するところでしょう。
そのためにも、東日本全域における甲状腺検査を強く希望します。

被曝させられた子供にはその権利があるはずです。


2012年1月23日月曜日

避難は?食材は?水は?給食は?外遊びは?尿検査から見る放射能対策とその効果

http://www.keitousagi.com/summary
上のサイトは尿検査の結果まとめサイトなのですが、状況と検査結果をまとめた表が大変分かりやすいので、ぜひご覧下さい。


意外にも、「Q1:3月の福島原発爆発の時にどこにいましたか?(3月12日~22日の間)」という質問に対する回答では、さほど体内被曝の量に差がありません。

自宅待機をした人からは、平均0.2ベクレル/kg検出されたのですが、関西に避難した人からも、平均0.18ベクレル/kg検出されています。

しかし爆発時に多かったのはヨウ素なので、ヨウ素の半減期は短いのでその被曝量は尿検査では分かりません。
もし爆発直後に調べる事ができたならば、きっと有為に差が出たのだと思います。

この初動の避難の有無の差は、今後、健康被害という形で出て来るのでしょう。
(私は3月24日から4月24日まで九州に避難をしていました。一番放射能の降下量が多かった時期に東京にとどまっていたことを毎日のように後悔しています。。。)

もっとも顕著に差が出ているのは、食材の産地です。
お店で産地を選んで買う人は、平均0.27ベクレル/kgに対して、西から取り寄せている人は0.11ベクレル/kgです。
まったく気にしていない人は一人しかいなかったようですが、この人からは0.92ベクレル/kg検出されました

それから水です。
水道水の人は平均0.26ベクレル/kg検出されている一方、ペットボトルの人は0.19ベクレル/kg、スーパーのRO浄水器の人は0.15ベクレル/kgでした。

また給食の有無でも差が出ています。
給食を食べている人からは0.24ベクレル/kgお弁当の人からは0.16ベクレル/kg検出されました。

なお外遊びの有無はあまり結果に差をもたらしていないようです。


さてこれらの結果は、決して厳密な実験に基づくものではなく、あくまで状況アンケートの集計ですので、そういう面では差し引いて考える必要はあるかもしれません。

たとえば、食材を気にしている人は水も気にしているでしょうし、食材を気にしていない人は水も気にしていないでしょう。
ダブルで差が出て来ているという可能性が高いです。

しかしいずれにせよ、飲食による内部被曝は要注意ということは確かだと思いました。



2012年1月22日日曜日

放射能 福島 チェルノブイリ 東京 ヨーロッパ 汚染状況 比較

私は都民ですが、三月十五日、空気中の放射性物質の量がとても多かった日(参考1 参考2)東京にいました。
つまり被曝してしまったわけで私は被曝者なわけですが、やはりチェルノブイリとの比較が気になりますよね

http://www.irsn.fr/EN/news/Documents/irsn-simulation-dispersion-jp.pdf
2011 年 3 月 12 日より福島第一原子炉から放出された放射能雲大気中拡散シミュレーション
シミュレーションには放射能雲のトレーサーとしてセシウム 137 が用いられました。放射能数値は 3月 12 日から 1 時間刻みで計算され、使われている単位は Bq/m3(大気 1 立方メートル中のセシウム137 ベクレル数)。参考までに、1986 年 4 月 26 日のチェルノブイリ原子炉事故の直後、事故現場付近で観測された放射能量は 10 万 Bq/m3を超えていました。また放射能雲の汚染被害を被った近隣諸国(ウクライナ、ベラルーシー)では 100-1000 Bq/m3、フランス東部では 1-10 Bq/m3(1986 年 5 月1 日)が検出されています。今でも微量のセシウム 137 放射能(0.000001 Bq/m
3)が大気中に残っています。


上の資料により、チェルノブイリ事故直後のヨーロッパと、福島事故直後の東京のセシウム137の空気中の濃度を比較してみます。

<チェルノブイリ原発事故>
ウクライナ、ベラルーシ 100-1000 Bq/m3


フランス東部 1-10 Bq/m3


<福島原発事故>
東京 60 Bq/m3


残念なことに、東京レベルでウクライナ、ベラルーシという大変な健康被害が出ている地域にうんと近いです。
福島県、茨城県、宮城県、群馬県、栃木県、千葉県などは一体どの程度の大気浮遊塵中放射性物質があったのでしょうか。。。

原発事故の健康被害は、事故直後どこにいたのかがとても重要という話を聞きました。
一体、東日本の人間は、どれほどの内部被曝をしてしまったのでしょうか。
知りたいです。




2012年1月21日土曜日

<東電>家庭用電気料金の値上げ

値上げしたそのお金で、死亡した原発作業員や住民遺族の口封じ代や、異常出産したり健康被害が出た住民の口封じ代や、ネット世論誘導書き込み業者への支払いにあてるわけですかね。
金の力で今まで通り全て覆い隠せると思ってるんですかね。
逃げおおせると思ってるんですかね。

もうそんな規模の汚染じゃないのに。
隠せるレベルの事故じゃないのに。

死亡した作業員の人数だって、隠蔽されているのはあきらか。
爆発当時、多くの作業員が数百ミリシーベルトから数シーベルトの放射線を浴びて放射性物質を吸い込んでいる。

死んでないわけ、ないじゃない。健康被害が出てないわけ、ないじゃない。
常識で考えればわかるじゃない

そしてこれからとんでもない数の健康被害が爆発的に増加する

出ない訳、ないじゃない。
常識で考えればわかるじゃない

誰よりも被曝裁判を知り尽くしている原発推進派の小佐古氏が、泣いて推進派陣営から逃げ出した。

負け戦だから逃げ出したのだろう。

もう無理だよ 推進派に未来はない

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120121-00000006-mai-bus_all


<東電>家庭用電気料金の値上げ「3年間」限定に

毎日新聞 1月21日(土)2時30分配信
 東京電力と政府の原子力損害賠償支援機構は20日、3月末までに策定する東電福島第1原発事故の賠償と電力安定供給の両立を図る「総合特別事業計画」素案を固めた。政府から公的資金による1兆円規模の資本注入を受けて債務超過を回避する一方、リストラに加えて、電気料金値上げや原発の再稼働などで14年3月期に赤字脱却を目指す。焦点の家庭用電気料金の値上げについては、期間を「3年間」に限定し、利用者の理解を求める。

 素案には政府が機構を通じて東電に1兆円規模の公的資本を注入し実質国有化することを明記。メガバンクなど取引先金融機関に融資残高維持とともに、福島原発の廃炉費用などで資金繰りが逼迫(ひっぱく)しないよう1兆円規模の追加融資を求める。

 家庭向け電気料金の値上げは今夏ごろの実施を想定。企業向けの電気料金の値上げ(17%)の半分程度に当たる8~10%程度の値上げを3年間に限り行い、その後は値上げ前の水準に戻すことを約束し、家庭の理解を求める考えだ。家庭用電気料金変更の認可権を持つ枝野幸男経済産業相は値上げに慎重姿勢を崩していない。

 東電と機構は定期検査に伴い3月にはすべての原発が停止する柏崎刈羽原発(新潟県)の早期の再稼働方針も素案に盛り込むが、立地自治体の反発も強く、実現性は不透明だ。【宮島寛、永井大介】




バンダジェフスキー wiki セシウム

セシウムは心臓病をきたしやすいようですが、確かに原発作業員の方、心筋梗塞など心臓の疾患で亡くなっている人が多いですよね。

かくいう私も、事故後に旦那と二人で行った健康診断の心電図検査で、夫婦二人揃って生まれて初めて異常が出ました。経過観察レベルの軽度なものではありますが、被曝の影響と思わざるを得ません。なにしろ二人とも心電図にひっかかったことなどいままで一度もなかったのですから。

バンダジェフスキー wikiより、以下は引用です。

小児の臓器におけるセシウム137の長期的な取り込み(チェルノブイリ原発事故被曝の病理学的検討) [編集]

バンダジェフスキーは突然死を含む被曝小児患者の病理解剖を行い、セシウム137の体内分布を調査した。心臓をはじめとして、腎臓、肝臓、甲状腺・胸腺・副腎などの内分泌臓器に高いセシウム137の集積と組織障害が認められた(内部被曝線量の全身平均の約10倍)。再生能力が高い骨格筋細胞と違い、心筋細胞はほとんど分裂しない[16]ためにセシウム137が過剰に蓄積しやすく、心筋障害や不整脈などの心臓疾患が惹起されやすいと考察している[17][18]。さらに、セシウムにより人間や動物の体内に引き起こされる病理学的変化を『長寿命放射性元素体内取り込み症候群=Syndrome of long-living incorporated radioisotopes(SLIR)』と命名した[19]。SLIRは生体に放射性セシウムが取り込まれた場合に生じ、その程度は取り込まれたセシウムの量と時間で決まる。そして、その症候群は心臓血管系・神経系・内分泌系・免疫系・生殖系・消化器系・尿排泄系・肝臓系における組織的・機能的変異によって規定される。SLIRを惹起する放射性セシウムの量は年齢、性別、臓器の機能的状態により異なる。小児の臓器と臓器系統では、50Bq/kg以上の取りこみによって著しい病理学的変化が起きる。10Bq/kg程度の蓄積でも、特に心筋における代謝異常が起きる[20]ゴメリ州に住む小児のうち、体内放射性元素濃度が11 - 26Bq/kgの者は心電図異常の発生率の割合が6割に達し、37 - 74Bq/kgの蓄積の者では9割に至る[21][22]。1997年に死亡したベラルーシの小児の心臓からは平均600Bq/kg以上、成人からは平均100Bq/kg以上のセシウムが検出された[23]。例えば突然死した43歳の心臓ではセシウム137が45.4Bq/kg検出され、びまん性(広範な)心筋細胞融解、筋線維間浮腫、著明な筋線維断裂が認められた[24][25]
ベラルーシで医療活動を行った長野県松本市長の菅谷昭(外科医)は、バンダジェフスキーの論文を読み、『ベラルーシにいる時に心臓血管系の病気が増えていることを不思議に思っていましたが、この(バンダジェフスキー)論文で納得しました。解剖した結果ですから、非常に信頼性が高い。がんもさることながら今後は福島の子どもたちの心臓が心配です』と発言した[26]

福島原発事故に関するバンダジェフスキーの評価と懸念 [編集]

史上初めて原子力発電所の複数の原子炉でメルトダウンおよびメルトスルー(いわゆるチャイナシンドローム)を起こした福島原発事故について、バンダジェフスキーは日本に向けて以下のコメントを寄せている。
『日本の子供がセシウム137で体重キロあたり20 - 30ベクレルの内部被曝をしていると報道[27]されたが、この事態は大変に深刻である。子供の体に入ったセシウムは心臓に凝縮されて心筋や血管の障害につながる。(全身平均で)1キロ当たり20 - 30ベクレルの放射能、体外にあれば大きな危険はないが、心筋細胞はほとんど分裂しないため放射能が蓄積しやすい。子供の心臓の被曝量は全身平均の10倍以上になることもある[28]』 
また、『被曝の影響は胎児や子供に大きく生じ、遺伝の影響が次世代に現れる可能性[29]』や、日本の食品の暫定規制値について『大変に危険[30]』、さらに食品に関する影響への懸念『今後放射能が土壌に浸透して野菜が吸収しやすくなる[31]』、などを表明した。



福島県南相馬市の市立総合病院は、9月下旬から検査した市内の小中学生の半数から少量の放射性セシウム137が検出されたことを明らかにした。

事故直後に呼吸で取り込んだものか、事故後に飲食物を通じて取り続けたものか不明のため、病院の責任者は「定期的に調べて健康管理につなげたい」と話している。  

小中学生527人を最新の内部被曝(ひばく)測定装置で調べたところ、199人から体重1キロあたり10ベクレル未満、65人から同10~20ベクレル未満、3人から同20~30ベクレル未満、1人から同30~35ベクレル未満のセシウム137を検出した。  

セシウム137が半分になるまでは約30年かかるが、体からは便などとともに排出されるため、大人で100日程度、新陳代謝が高い小学校低学年生で30日程度で半分が出ていく。

正月からのセシウム 増加 東京の空気からも放射性物質


http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/whats-new/keisoku-2401.pdf
都内における大気浮遊塵中の核反応生成物の測定結果について


計測日 /ヨウ素131 /ヨウ素132 /セシウム134 /セシウム137
1月20日 /ND※/ND※/0.0003 /0.0003
1月19日 /ND※/ND※/0.0002 /ND※

お正月から福島県の放射性降下物の値が急上昇している話はネット上で色々話題になっていましたが、東京の空気中の放射性物質がかなり上昇していますね

特に19日、20日と連続で出ています





2012年1月1日日曜日

放射能 餅

あけましておめでとうございます
お餅の放射能って大丈夫なんでしょうか?
餅は大量の餅米を濃縮してできていますよね
ということは白米で食べるよりも放射能が濃縮しそうです
でもいまのお餅は去年のお餅かな、とか希望を持ってみたり
それにしても食品の放射能ってなかなか調べるの大変ですね
以前あったとても便利なサイトは、いつの間にか食品放射能のページだけ消えてしまったようですし