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2011年3月に関東で被曝しました。
被曝者として放射能に関する情報や思うところを書き留めます。

2013年12月29日日曜日

都知事選、日弁連前会長の宇都宮健児氏が出馬表明!!!

http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20131222-00030888/

いやあ都民としてはうれしいニュースです。
そのまんま東とか舛添とか、「え・・・」って感じの名前ばかり挙っててもう棄権してやろうかと思っていた都知事選ですが、前回も出馬した脱原発派の宇都宮さんが次も出馬してくれるとのこと!
豊田商事事件、地下鉄サリン事件、KKC事件、オレンジ共済事件などの被害者救済を行ってきた

 日弁連前会長さんだそうです!
脱原発を進めていくべきです。福島第一、第二原発、そして柏崎刈羽原発の廃炉を求めていくべきでしょう。汚染水対策も口先だけでなく、しっかりとやっていくべきです。
そうだそうだ、柏崎刈羽原発再稼働を目指す人達が誰も「もう二度と絶対爆発しません」って言わないのはどういうこったい「また爆発するかもだけどお金が欲しいから再稼働するね」ってことだろがつまりこの売国奴どもが!!

脱原発だけでなく、日本の不況の根本原因たる格差社会問題にも取り組んでくれるそうで期待がもてます!

人に優しい社会こそが日本を金持ちにさせるのだ!!!

アベノミクスのような、一見、威勢のいいイケイケの経済政策は、結局、格差を拡大させ、より多くの貧困を生み、破綻します。都がやるべきこととして私が考えるのは、公営住宅の拡充や、低所得者向けの家賃補助。というのは、ちゃんとした住所がないと就職活動をしても採用されませんし、家賃負担さえなければ、生活保護を受けなくても大丈夫、という人々は大勢います。都内には空き家も増えてきていますから、都が家賃補助をして入居者が増えれば、大家さん達も助かるでしょう。格差貧困をなくすことが、結果として内需拡大につながり、経済の活性化につながると思います。

信じてるぞ東京都民!
山本太郎を政界に送り出した賢い都民だからきっとやってくれると信じている!
(私は山本太郎を支持します、あれほど国民の命のこと考えてくれる政治家が他にいますか?)


2013年11月12日火曜日

喫煙者の発ガンリスクは1〜2シーベルトの被曝に匹敵するのか?


http://www.ncc.go.jp/jp/shinsai/pdf/cancer_risk.pdf 

がんのリスクの大きさ<何倍程度大きいか>

↑の表に関して。
喫煙者=1〜2シーベルト、はおかしいような。。。 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E6%9D%91JCO%E8%87%A8%E7%95%8C%E4%BA%8B%E6%95%85
東海村JCO臨界事故 

>推定1〜4.5グレイ・イクイバレントの被曝をした作業員C(当時54歳)は、一時白血球数がゼロになったが、放医研の無菌室において骨髄移植を受け回復。12月20日に放医研を退院した。 

↑のように、1シーベルト越えというのは、無菌室においての骨髄移植が必要なレベルの超大量被曝です。 
さらに10シーベルトだとこうです。 (グロ注意)
http://livedoor.blogimg.jp/hanagenuki/imgs/0/3/0372602a.jpg 

ただし東海村臨界事故は一気に浴びた量です。国立がんセンターは生涯換算なのかなあ? 

とちょい疑問に思いまして、 

比較対象はチェルノブイリ原発事故の被ばく者の甲状腺がん発生率18歳以下被曝の10〜15年後)と、広島長崎被曝者の40年追跡調査による癌発生率と、40~69歳の喫煙者の癌発生率、それからダイオキシン被曝者のようです。 
書いてないけどチェルノブイリの被曝データは長期に渡る被曝の総量っぽいですね。 

しかしデータに問題点があるとすれば、

●18歳以下で被曝した子供が最大33歳までに癌になる確率(チェルノブイリ)と、40代以上の大人が癌になる確率(喫煙などの生活習慣)を比較している 

●チェルノブイリ被曝については小児甲状腺がんのみを比較している 

というところでしょうか。 

でも仕方ないのかもしれません。 

だってたしか<公式>には、チェルノブイリの健康被害は放射性ヨウ素による小児甲状腺がんのみ、ということになっているんですよね。 
放射線と健康に関する安全基準は、全てこの<公式>にのっとっていると思います。 
たとえば、何ベクレル摂取したら生涯で何ミリシーベルト被曝、という換算式も、「チェルノブイリの健康被害は放射性ヨウ素による小児甲状腺がんのみ」という<公式>に基づいているようです。 

しかし一方で、公式以上の健康被害がある、という話もあります。 
結局、自分がどちらを信じるか、なのかなあ〜。 

「チェルノブイリの被害って小児甲状腺がんだけなんでしょ」と信じる人は、公式寄りのデータを信じて 
「いやいや、それ以外の健康被害もあるみたいだ」と信じる人は、危険寄りのデータを信じる 
どっちを信じるかはもう、人それぞれってこと!みたいな。。。 

http://togetter.com/li/243307 
「チェルノブイリを見れば深刻な状況だ」というメッセージと、「チェルノブイリを見てもそれほど心配はない」というメッセージが同時に発信され、どう考えたら良いのか、日本の人々は混乱している。一概には言えないのは承知の上でお聞きするが、どちらが正しいのか。ラフマノフ大使が口を開いた。 

ラハマノフ大使、「往々にして真実は中間にあるものです」と前置きをした上で、「小児だけでなく大人も、全体に健康の悪化が見られるのは事実です。甲状腺癌に限らず、病気が多くなっている。長期にわたり影響を及ぼします。しかるべき対策を取らないと、日本でも同じ事が起きる可能性があります」 

ラハマノフ大使「特に危険なのはアイソトープが体内に入る事です。これは微量でも危険性があります。避けなければなりません」。大使がここまで言った事には、正直、少々、驚いた。しかもラハマノフ大使はいわゆる文系の職業外交官ではなく、前職は科学アカデミー副会長だったという科学者だ。

さて

http://www.ncc.go.jp/jp/shinsai/pdf/cancer_risk.pdf 
この表についての吟味をまだ続けたいと思います。 

改めて書きますが、この表は、 
・広島・長崎の原爆被ばく者の約40年の追跡調査からのデータ、 
・チェルノブイリ原発事故の被ばく者(18歳以下、外部被ばくと内部被ばく)の10~15年後に行った甲状腺がん スクリーニングからのデータ、 
・高濃度のダイオキシンを被ばくした欧米の工場労働者やイタリア・セベソの爆発事故を起こした農薬工場の 周辺住民の追跡調査からのデータ、 
・日本の40~69歳の地域住民を約10~15年追跡調査したデータ 
を比較したものです。 

また、この表が作られたのは原発事故以降です。(「東日本大震災関連情報」というカテゴリーページに掲載されています) 

さて広島長崎被曝者の40年追跡調査によるデータの引用元は、下のサイトです。 
http://www.rerf.or.jp/radefx/late/cancrisk.html 

原爆被爆時年齢は全年齢、0歳から100歳以上までです。 
つまり、子どもを含むデータです。

一方、生活習慣による癌のデータが40歳以上の統計のみ

というのが本当に残念です。 
発ガンと年齢に関係があることは確かですし、ガンというものをテーマにしながら、年齢に差があるデータを比較するのは<雑>、という印象を受けます。ありえないほどに<雑>であると。 

たとえば、広島長崎の原爆被曝者の場合、1 Gy被曝時年齢が10歳の人が、30歳より前に発ガンする相対リスクは「3」です。 

http://www.ncc.go.jp/jp/shinsai/pdf/cancer_risk.pdf 
この表でかなり上のほうになります。 

では、10歳から受動喫煙を始めた人が、30歳より前に発ガンする相対リスクはいくつなのか? 
10歳から塩分過剰摂取を始めた人が、30歳より前に発ガンする相対リスクはいくつなのか? 
こうやって年齢を合わせて比較して初めて、データとしての意味が出ると思います。 

一番不思議なのは、文系人間の私にすら、雑と思わせてしまうような表を、偉い学者先生達が「うっかり」作るものなのだろうか、という点です。 

放射能に関して学者先生や権威を信じられなくなる要因が、ここにもあります。 

「一体なんでわざわざ違う年齢帯のガンデータ比較なんていう、通常ならありえないようなあまりにも雑な表を作るのだろう。 
もしかして、わざわざ被曝リスクを低く見せようと工作をしているのだろうか? 
もしこれが工作ならば、なんてとんでもない、不誠実なことをするのだろう!」 

と疑心暗鬼が芽生えてしまいます。 

原発事故当時もそうでした。「メルトダウンはしていない」ばかりで。 
でも本当はメルトダウンしていた。 

嘘をつかれるから、信じられなくなる。 

<風評被害>の根本原因は、不信感です。 

不信感の根本原因は、不誠実です。 

どうか不誠実を今すぐやめてほしい。こういう不誠実をすればするほど、<風評被害>は拡大するでしょう。 

ちなみにこの表はガンに関するものですが、白血病についてはこんなデータがありました。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/09/09020218/01.gif 
1 Gy原爆被曝時の年齢が10歳以下の人が、白血病で死亡する相対リスクは「17.05」 
国立がんセンターの表で言うところのはるかはるか上のリスクになります。 
しかも全年齢でも「4.92」です。 
さて野菜不足や肥満によって白血病リスクが上がるものなのか? 
「ガン」のみに限定した表、という点でもとても<雑>だなと思います。うっかり雑か、あえての雑か。 



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2013年11月6日水曜日

「故郷を捨てた」と自主避難者を批判する人々。「子供を被曝させて平気なのか」と避難しない人を批判する人々。

放射線管理区域は0.6マイクロシーベルト/時、5.2ミリシーベルト/年です。
避難区域ではないけれど、この放射線管理区域レベルの場所は存在しています。

http://www.reconstruction.go.jp/topics/shiryo3.pdf

上で水色のエリアは、年間5ミリシーベルト以上です。ご覧のように避難区域ではない、たくさんの人がごく普通の日常生活を送るエリアです。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/dandoyasuharu/20130429-00024621/

福島市の平均放射線量は、二年の除染を経た現在も0.56マイクロシーベルト毎時です。

さてここで。

「故郷を捨てた」と自主避難者を批判する人々がいる。

なぜ放射線管理区域レベルの場所に住み続けなければいけないのか?
避難するのは当然の権利ではないのか?

「子供を被曝させて平気なのか」と避難しない人を批判する人々がいる。

自主避難がどれほど大変なのか理解しているのか?職を捨て家を捨て、見知らぬ土地で孤独に一から生活する苦しみが理解できないのか?

どうして被曝被害者を責めるの馬鹿じゃないの!?
悪いのはいつまでも放射線管理区域に人々を留まらせて平然としている政治じゃないか!!!!


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2013年11月4日月曜日

「除染むりでした」→「まだ汚いけど帰ってきてちょ☆」は?「無理だから逃げよう」とかじゃないの?

核兵器の番人でしかないIAEAがとんでもないアドバイスしてきました。

要約すると「除染で1ミリシーベルトにするとか無理でしょ?いいじゃんもっと高めで」

そして

「1ミリシーベルトを掲げている限り住民の帰還はありえない。5ミリシーベルトぐらいが現実的だ」

とか言い出す輩がわらわらと出てきました。
黄色いマークの放射線管理区域が年間5.2ミリシーベルトですよね。
だからなんで放射線管理区域レベルが安全なんだよ!!!

除染が無理だった場合、選択肢はいろいろあります

1、住宅を国が買い上げて引越し先の住居手当を出す(避難案)
2、定期的に子供だけでも保養に出す、もちろん公費で(保養デトックス案)
3、特にケアしないけどとりあえず帰ってきたら?(棄民案)

なに棄民案に向かって突っ走ろうとしてんだよこの国は!!!!!!!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131104-00000013-mai-env

東京電力福島第1原発事故に伴う被ばく線量の許容範囲を巡って、国際原子力機関(IAEA)の専門家の発言が波紋を広げている。政府が掲げる、年1ミリシーベルトという除染の長期目標に疑問を投げかけたためだ。政府・与党内では長期目標の見直しを求める声が続出し、被災地の一部の首長からも見直しに肯定的な見方も出ている。ただし、100ミリシーベルト以下の低線量被ばくの健康影響について医学的にも未解明で、独自の安全基準を設定するのは難しいのが現状だ。【阿部周一、奥山智己】
◇IAEA「1ミリシーベルトにこだわる必要はない」

 「1ミリシーベルトにこだわる必要はない」。福島県の除染現場視察を終えたIAEA調査団のフアン・カルロス・レンティッホ団長は10月21日、東京都内での記者会見で語った。「除染の利益と負担のバランスを考えて最適化を図るべきだ」とも強調し、答えを出すために地元との対話が重要だと指摘した。

 IAEAの見解は、各国の放射線医学などの専門家でつくる「国際放射線防護委員会(ICRP)」の指針に沿っている。「年1~20ミリシーベルトの間で各国が独自に目標を選べば良い」というもので、日本政府に提出した除染についての助言も、日本が掲げる「1ミリシーベルト目標」を否定していない。

 ところが、団長発言をきっかけに、政府・与党内で見直し論が急速に広がり始めた。同23日、原子力規制委員会の田中俊一委員長は記者会見で「(1ミリシーベルト目標が)独り歩きしている。原発事故があった場合、20ミリシーベルトまで許容した方がいいというのが世界の一般的な考え方だ」と追認した。

 この日に開かれた自民党環境部会では見直し論の大合唱になった。独自の除染で実績を上げてきた福島県伊達市の仁志田(にしだ)昇司市長が「1ミリシーベルトを掲げている限り住民の帰還はありえない。5ミリシーベルトぐらいが現実的だ」と訴えると、国会議員も「IAEAと連携して目標を設定し直すべきだ」「国が決めなければいけない時期に来ている」と続いた。

 菅義偉官房長官は同24日の記者会見で「政府は従来の1ミリシーベルトという長期的な目標を変更する予定はない」と見直しを否定した。

 見直し論拡大の背景には、除染にかかる膨大な費用に比べ、効果の限界がはっきりしてきた現実がある。環境省はこれまで除染に約1兆3000億円の予算を計上した。国は今後いくら必要かを明らかにしていないが、追加被ばく線量が年1ミリシーベルトを超える地域を全て除染すると、5兆円以上かかるとの試算もある。そもそも年1ミリシーベルトは除染だけでなく、放射性物質が時間とともに減る効果なども加味して長期的に達成しようという数字だ。

 国の計画に基づく除染を6月に終えた福島県田村市都路(みやこじ)地区(避難指示解除準備区域、追加被ばく線量が年20ミリシーベルト以下)では、宅地の線量が除染前後で平均毎時0.63マイクロシーベルトから同0.34マイクロシーベルトに下がったが、年1ミリシーベルトに相当する毎時0.23マイクロシーベルトまで下がらなかった。福島第1原発周辺の高線量地域をそのレベルに下げるには数十年以上かかる見込みだ。

 だが一般には、1ミリシーベルトは帰還に向けた「安全基準」との認識がほぼ定着している。政府は都路地区の避難指示の解除を今月1日に想定していたが、住民から年1ミリシーベルトを超える地点の再除染や山林除染の要望が続出。来春以降に延期された。こうした中、東電に支払いを義務付けてきた除染費用を国庫負担する案が政府・与党内で浮上。環境省幹部は「国費投入となれば、除染にいくらかけるべきかという議論が加速する。それに伴い、年1ミリシーベルトを超える地域すべてを引き続き除染対象とするのかも政府内で検討されるだろう」とみる。


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キャリア官僚による原発告発本、早くも発禁!?

リアルすぎてやばいと噂になってる「原発ホワイトアウト」買おうかなあ、ってアマゾンのぞいてみたら。

一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。


ってまじでー!?
本当にただの在庫切れなの、それとも圧力による発禁的な何かなのー!?

焦ってしまって新品より高い中古本買っちゃいましたよ。

中古本屋め足下見やがってこんちくしょう!!!!


●楽天も売り切れでした
【送料無料】原発ホワイトアウト [ 若杉冽 ]
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価格:1,680円(税込、送料込)

●アマゾンもこの状態



※追記
いまチェックしてみたら在庫あった。。。単に入荷待ちしてただけじゃないですか。。。
うわーん新品より高い中古買わなくてよかったのにいーーー

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2013年11月3日日曜日

民主主義が試されている。山本太郎、天皇直訴の意味

前回の続き

常々、陛下の言葉の端々から、被災地と被災者に寄り添う気持ちを感じ取ってきた私はもともと、心の奥底で何か待っていたのだろう。

山本太郎が天皇に直訴した時、一瞬、ある期待をした。

天皇が一言、「なるべく子供達に被曝させたくはないですよね」と言えば、なにかが変わるかもしれないと。

そして期待してしまった己を恥じた。

天皇に何かを期待する事、それは民主主義の敗北を意味する。

震災から三年近く、この国はどのような行動をとってきたか。

http://www.reconstruction.go.jp/topics/shiryo3.pdf
黄色が年間20ミリ以上のエリア。
国が避難させる場所。

水色が年間5ミリ以上のエリア。
放射線管理区域が年間5.2ミリ以上なのでだいたいそのくらいだ。
避難させない地域。子供から大人まで日常生活を送る地域。

一方で原発労働者の白血病の労災認定基準は年5ミリ以上被曝だ。
http://www.asahi.com/national/update/0805/TKY201308040236.html

原発労働者だったら白血病労災認定される場所に、三年近くどれだけの子供達が過ごしてるか。

なお、ガラスバッジの測定結果を示して「年間20ミリシーベルトよりはるかに低い」という人がいるが、ガラスバッジの計測値は空間線量よりもかなり低く出る傾向がある。
http://togetter.com/li/562795
>トリックは、3割引きの実効線量と自然放射線を引いた追加被ばくにあった。芝生の上で毎時0.8マイクロを超えない限り、追加被ばくが年1ミリを超えることがない仕組みだ。 http://togetter.com/li/561415
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-614.html
>ガラスバッジが示す実効線量は芝生実測値の5分の1
>実効線量は仮想的な数値であって実測できない。適当な仮定を置いて、実測値から計算して出す。したがって、そこで採用する仮定に政治が入り込む隙がある。実効線量は科学のようにみえるが、科学だけではない。

また政府よりの人は言う。「健康被害が出てないじゃないか」
出てない、ということはつまりデータとして上がってきていない、というそれだけのことだ。健康被害がデータとして有意に増加するまで待たなければいけないのか。

「健康被害が出るまで放置」

これが民主主義国家である日本の下した結論である。

市民運動から出てきた山本太郎、民主主義の象徴のような山本太郎は、その中心に居て既に気付いてしまったのかもしれない。

「民主主義に頼っていてはもう、間に合わない。
この国は健康被害が出るまで放置するつもりだ。
健康被害が出てからはじめて驚いたふりでもして対策をし始めるだろう
それでは遅過ぎる」と

山本太郎が我々に突きつけた問題は重い。

果たしてたとえば天皇を動かすこと以外で、「健康被害が出るまで待つ」の現状を変えることができるのだろうか?という問題である。

だがもちろん、日本の民主主義を敗北させるわけにいかない。

もう時間が無い。三年近く我々は子供達を放置してしまった。

せめて公費による保養の義務化くらいはできないものか?
ベラルーシで行われているのは「保養」だ。
放射線によって破壊された遺伝子は、放射線の低いところにいけば回復するそうだ。定期的に遺伝子を休ませることで、発ガンなどを防ぐとができるという。

日本人はいまだそれすらしていない。
まだ健康被害が出ていないから(データ化されていないから)だ。
健康被害が出るまで放置。それが民主主義国、日本の下した結論なのだ。

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2013年11月2日土曜日

運命の11月が来ました。 世界中が不安視…燃料棒取り出し「UFOキャッチャー」作戦

http://gendai.net/articles/view/newsx/145587
>原子力規制委員会は30日、福島第1原発4号機の使用済み燃料プールから「燃料棒」を取り出す実施計画を認可した。水素爆発で破壊された建屋から、使用済み燃料1331体、未使用燃料202体の計1533体もの燃料を取り出す作業は人類史上初だ。
  計画によると、4号機建屋の上部に設置したクレーンなどを使い、地上30メートルの高さにあるプール内の燃料棒を1本ずつ輸送容器(キャスク)に移動。次にキャスクを吊り上げて地上のトレーラーに載せ、敷地内の共用プールに運ぶ。作業は11月8日にも始まる予定だ。

いよいよ燃料棒を取り出すんですね。
って

>規制委の田中俊一委員長も会見で「潜在的に非常に大きなリスクがある。個人的には汚染水以上に心配」と本音を漏らしたが、本当に大丈夫なのか。

うわっ、危険厨ブロガーでもなんでもない、いいんちょがそんなこと言ってるってもう全然危ないじゃないですかあああああああ

 > 原子炉格納容器の設計に携わっていた元東芝技術者の後藤政志氏はこう言う。 「燃料が>.空気に触れたら作業員の大量被曝は避けられません。燃料をキャスクに移動している時>や、キャスクをトレーラーに載せる時など、極めて慎重な作業が求められる場面で地震などが起きたらどう対応するのか。規制委や東電がトラブルに対してどこまで検討しているかが重要です」

空気に触れたらアウト。。。
もし地震来たら。。。
こないだアウターライズ来たばっかですよね。

でも、四号機プール倒壊させたらもう誰も近づけなくなるわけで、やるしかないんですよね。

神に祈るしかない




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2013年11月1日金曜日

山本太郎議員が陛下に手紙

http://seiji.yahoo.co.jp/close_up/1389/

陛下が震災一年目の追悼式で、放射能の問題を懸念しておられましたね。
その後も被災地に寄り添い続ける姿勢、陛下はどの政治家よりも真に国民のことを心配してらっしゃるのだ、と常々感じています。
放射能から目をそらさせようとする政治家、被曝なんて大した事ないとしか言わない学者達に恐怖を抱く一方で、でも陛下は心を寄せて下さっている、そう感じ、私は陛下にずっと励まされてきました。
あの陛下だからこそ、手紙をしたためたくなるその気持ちは、とてもよく分かります。
陛下はきっと丁寧に読んで下さったのでしょう。

とはいえこの行動、どう「捉える」べきか。

山本さんのこの行動、政治利用かそうでないか、と言えばまあ、政治利用だと思います。タブーだと思います。一種の「罪」を犯したのだと思います。超えてなならない一線を越えたのだと思います。

しかし。

なんというか、「ああ、そうか。この問題はタブーを犯す価値のあることなんだな」と気付かされました。私は。

私は正直、諦めてました。もういいや、って。
自分だけせめて西側の野菜でも宅配して、住み慣れたこの場所を去るのは嫌だから呼吸被曝と外部被曝についてはもう仕方ないと言う事にして、そして神様にどうか健康被害が起きませんように、我が子が病気になりませんようにって祈って、もし健康被害が起きてもきっと政府は認めてくれないだろう。そして原発作業員の人達が使い捨てにされている、多くの作業員の人達が被曝による疾患に見舞われるかもしれない、だとしても誰もそれを労災とは認めてくれないのだろう。でもこの状況を変える事はできない、それが世の中の空気だから。って。


でも山本太郎は諦めてなかった。

本気でこの問題をなんとかするつもりだった。
山本太郎は国民の命を守るために、天皇を利用しようとすらしている。

なんかねー、恥ずかしながらわたし、泣いちゃったんですよ。
なんで泣いたのか分からんのですけど、泣いちゃったんですよ。

山本太郎は陛下にこの問題と対峙させてしまった。陛下にある意味「背負わせて」しまった。これは実に、大罪かもしれない。

ああ、山本太郎にこんな大罪を冒させてしまった。
ああ、陛下にこんなやっかいで重い問題と対峙させてしまった。

我が日本が、我々国民が、情けなくて悲しくて、泣けてきてしまった。

すべて、本当は国民が対峙しないといけない問題なのだ。陛下に背負わせてよいわけがないのに。

国民が国民の責任で始めて支持して爆発させた原発。
国民がこの責任を果たさなければいけない。

天皇が一言、反原発的、反被曝的なことを言って下さったら、もしかしたら大きく何かが動くのかもしれない。

だが、それを待つのか?
天皇の一言がなければ動けない?あまりに未熟じゃないですか?
まるで戦争責任を天皇に負わせることのように未熟。

国民が始めて国民が支持した戦争なのに、その終結だけ天皇を頼みにしていた、幼児のように未熟な日本人達。

またあの失態を繰り返すのですか?


国民の健康と放射能の問題、このやっかいごとを天皇に背負わせたのは、誰だ。山本太郎か?

否、国民だ。
ぐだぐだと煮え切らない、誰も放射能と向き合わない国民だ。

まるで戦時中のトラウマの再現。

みんな分かっていたくせに、この戦争はもうやめたほうがいいって分かってたくせに、天皇陛下が終戦宣言してくれるまで戦争をやめられなかった未熟な国民。

今度こそ、自分たちで始めて自分たちで支持した原発の問題、自分たちで決着しないといけないのではないですか。

日本人は今度こそ、自分たちで責任を全う出来る国民とならなければいけない。

そんなことを思ってしまいました。




最後に、西郷隆盛のこんな言葉を。


命もいらず、名もいらず、
官位も金もいらぬ人は、
始末に困るものなり。
この始末に困る人ならでは、
艱難をともにして
国家の大業は成し得られぬなり。

※山本太郎が我々に突きつけた問いの一つは「民主主義の元で脱原発はできるのか」「民主主義は真に『善』をなし得るのか」ということだ。日本の民主主義は今、原発と放射能によって試されている。
※山本太郎が我々に突きつけたもう一つの問題は「罪と正義」だ。議員が天皇に手紙を渡す、というのは不敬という罪である。しかし史上においてその罪が必然的に発生する時があるとしたら、それは今このときを置いて他ならないであろう。

続き

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2013年10月30日水曜日

栗注意報

http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-622.html

千葉や栃木の栗から20ベクレル以上の流通栗がちょいちょい出ている
全国生産一位の茨城県の栗からは20ベクレル以上検出されていないのだが、測定数がとても少ない。

だそうです。

「測っていないけど20以上」という栗が出回っている可能性が高い。

そうですね。
たとえ20ベクレル以上だったとしても頑張って食べるべきなのかもしれませんね。


でも食べて応援派の人って、子供の事はどう考えているんだろう。もしかして応援を子供にもさせているんだろうか。

別に子供が食べて応援する義務はないと思いませんか。

大人が守ってあげようよ、子供達のこと。

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2013年10月29日火曜日

ミスリード狙った印象操作?→「人を殺したくて自衛隊になってる人もいるんですかね」 山本太郎スタッフが災害派遣の隊員見た後にポツリ、非難轟々

特に原発や放射能に関わらない話なんですが、昨日ちょうど山本太郎のネタを書いたばかりですので、これも話題にしておこうかなと。

以下、引用。太字が山本氏の発言です。赤字がカメラスタッッフの発言です。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131029-00000003-jct-soci&p=2

さらに山本氏が「今回の災害のことも、現地入ってみて色々感じるものあるけど、土砂とか運んでる若い自衛隊員とか見たらさ、この人らが戦場に行かされる日も来るのかとか思ったら怖なるよな。かなり幼い顔してたでみんな、色んな人おったけど」と自衛隊に言及すると、カメラスタッフは「すごい使命感を持ってやってるんでしょうね。人を救うという意味で」と言いつつ、いきなり「人を殺したいって言って自衛隊になってる人もいるんですかね」と突飛な話を始めた。

 「アメリカってそういうので採用されることもあるそうで」とのことでこんな考えに及んだらしいが、山本氏は「(アメリカは)底辺の兵士はあれなんちゃう。生活のためやったりこれで学校に行けるとか資格が取れるとか、生活できるっていう部分で兵士になる人も多いやろ。貧困層を兵士にさせるっていう流れがあるやん」と憶測を語った。カメラスタッフは「ま、手っ取り早いっすもんね。人殺してお金もらえるってのは」と悟ったようにつぶやいていた。

 カメラスタッフは他にも「まあこういう災害派遣の活動されてる自衛隊の方々は頼もしく見えますね。銃持って歩いてると怖いですけど」「何でユニフォーム変えないんですかね?災害派遣なのにミリタリーで」と、自衛隊への愚痴のようなことをこぼしていた。


まず、
このカメラスタッフは頭がおかしいと思う。

しかし山本太郎氏の、自衛隊に対する気持ち、米兵に対する気持ち、全然おかしくない。

一生懸命災害現場のために働く自衛隊員、そのうち特に若い自衛隊員を見て「この人達を戦場に行かせたくないな」と考える気持ちのどこがおかしいですか?
日本人として当然の感情じゃないですか?

あと米兵について。米兵というのは近頃非常に、批判されやすい立場です。たとえばイラクで米軍が民間人を誤射した動画は世界中に配信され大バッシングを受けました。
米兵といったら鬼畜、というマイナスイメージがついてしまっている、そんな米兵を山本太郎氏は「でも貧困層には兵士にならないと生活やってけいないとか理由があるんだよ」と、擁護しています。

表に出ているイメージだけに惑わされない、その組織を構成するひとりひとりを見つめようとする優しい人なんだろうな、とこの発言から感じました。

しかしなんつーかこんなスタッフさっさと切ったほうがいいと思う。
反原発してると気持ち悪い連中がわらわら集まってくるのかもしれません・・・。
私はあまり山本太郎氏に詳しくありませんが、ちょっとスタッフがタチ悪くないすか?そろそろ山本氏もこういう連中を切り捨てる時期じゃないでしょうか。
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2013年10月28日月曜日

福島の農家の代弁者を気取って山本太郎バッシングする人々って、農家に失礼なことしてるって気付いてる?

山本太郎が国会議員の弁当に対して「ベクれてるんやろな」と発言したことで大バッシングを受けているそうです。

おいおいおいおい

それよりこっちはバッシングしなくてもいいのかね?

以下コピペ

2006年12月13日 衆議院議員 吉井英勝 
巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する 
質問主意書 
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a165256.htm 

2006年12月22日 内閣総理大臣 安倍晋三 

巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する 
質問に対する答弁書 
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b165256.htm 

1-4 

Q(吉井英勝):海外では二重のバックアップ電源を喪失した事故もあるが日本は大丈夫なのか 
A(安倍晋三):海外とは原発の構造が違う。日本の原発で同様の事態が発生するとは考えられない 

1-6 

Q(吉井英勝):冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオは考えてあるのか 
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない 

1-7 

Q(吉井英勝):冷却に失敗し各燃料棒が焼損した場合の復旧シナリオは考えてあるのか 
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない 

2-1 

Q(吉井英勝):原子炉が破壊し放射性物質が拡散した場合の被害予測や復旧シナリオは考えてあるのか 
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない 

コピペ終了


上記の安倍さんの発言と山本太郎の発言、どっちが重大ですか?
どっちが原発事故に対して責任が重いですか?

もし安倍首相がこのとき原発の安全を見直してくれていたら、事故は起きなかったかもしれないんですよ!?

もし山本太郎が「ベクれてんのやろなあ」って発言しなかったら、放射能は消えるんですかい?
山本太郎のせいで原発は事故ったの?
山本太郎のせいで放射能汚染されたの?

原発事故を引き起こす原因を作った過去の数々の政治家達が一切叩かれず、
反原発を掲げた新人無所属議員が叩かれる。

これっておかしくね?

「風評被害をひろめているうううううう」って勝手に福島の農家の代弁者気取っている人もおかしいでしょ。

福島の農家は買ってくれなくなった消費者を恨んでいるとでも?


なわけねえだろ!!!
震災を憎み放射能を憎み東電を憎み、はあっても、「消費者を憎む」わけないでしょう。
すっごい農家に失礼ですよ、勝手に代弁者気取り。

生産者も消費者も、共に被曝の被害者、汚染の被害者です。
「風評被害」という言葉を振りかざして、被害者同士の対立を演出しないで下さいな。
被曝させられた側と、被曝させた側の対立以外は存在しませんから!

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2013年10月15日火曜日

原発ムラがNHKの原発報道に圧力!!●追記●

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131014-00000562-san-soci

NHK会長、続投に意欲か 「偏向報道」打ち消しに躍起

>会長人事に間接的な影響力を持つ政財界から「NHKは反原発報道に偏っている」 
>「人事・賃金改革だけで、抜本的な改革が不十分」といった批判が出ているからだ。

 
私はNHKの報道が反原発に偏向している、なんてまったく思いません。
政財界が圧力をかけるとか、それこそNHKの国営放送としての理念に反していませんか?!

そもそも、たとえばETV特集における原発、放射能関連の報道は、数々の賞を受賞しています。
以下、引用

「ルポ 原発作業員 ~福島原発事故・2年目の夏~」
ワールドメディアフェスティバル ドキュメンタリー番組部門 インターメディアグローブ金賞
シカゴ国際映画祭テレビ賞 調査報道/ニュースドキュメンタリー部門 奨励賞
「ネットワークでつくる放射能汚染地図
~福島原発事故から2か月~」
文化庁芸術祭賞 大賞
石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞(2011)
日本ジャーナリスト会議大賞(JCJ大賞)
シカゴ国際映画祭ヒューゴ・テレビ賞「ドキュメンタリー部門」 銀賞
ワールドフィルムフェスティバル・ドキュメンタリー部門銀賞
ギャラクシー賞 選奨(2011)
「ネットワークでつくる放射能汚染地図」シリーズ
ギャラクシー特別賞(2012)
「原発事故への道程 前後編」
科学ジャーナリスト賞2012大賞
「原発事故に立ち向かうコメ農家」
ATP賞ドキュメンタリー部門奨励賞(2012)
「飯舘村一年 人間と放射能の記録」
ギャラクシー奨励賞(2012)
「原発災害の地にて」
ギャラクシー賞 4月度 月間賞(2011)

文化庁芸術祭賞 大賞
とか受賞してんですが!?
文化庁は偏向報道に大して賞を授与したんですか?
政財界のなにがしさんは何をもって「NHKは反原発の偏向報道」って決めつけてんですか??

このままでは、東電から金をもらってない唯一の主要メディアであるNHKの原発放射能報道がゆがめられてしまう!!!!

ざっと見た限り、ヤフコメもねらーもみなさん完全に誤解してらっしゃいますが、よく読んでくださいな。「たしかにNHKは韓国寄りで中国寄りだゆるせなーい」ってちょっと待て。 「偏向」の中身はこれですよ。

  >会長人事に間接的な影響力を持つ政財界から「NHKは反原発報道に偏っている」 
>「人事・賃金改革だけで、抜本的な改革が不十分」といった批判が出ているからだ。

「韓国の事好意的に報道してるう」とかそんなどうでもいいことに大して財界が文句言うわけなくない?

  原発ムラからの、唯一東電の金が入っていない主要メディアへの、強権発動ですよ。

尖閣やら竹島やらの言葉も入ってますが、カモフラージュっぽくない?NHKの東亜寄りリベラル()なんて数十年の伝統を誇るわけでw今に始まったことじゃないのに今更なんでって話。だいたい「NHKくん、反日的でよくないねえ」なんて財界がそんな殊勝なご立派なご意見述べるほど真面目でしょうか。財界は真面目な思想ではなく不謹慎な金で動いてんではないですか。金といったら原発です。 

NHKのETV特集。 日本のメディアとは思えないくらいに放射能問題に鋭く切り込んだ報道で、海外のメディア賞など受賞しています。

  http://www.nhk.or.jp/etv21c/
↑原発ムラが潰したいのは多分これ。

  原発ムラからNHKを守らねば!!!!!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131014-00000562-san-soci

NHK会長、続投に意欲か 「偏向報道」打ち消しに躍起

来年1月に任期が切れるNHKの松本正之会長(69)が、政財界からの「NHKは偏向している」といった批判の打ち消しに躍起になっている。今夏には松本氏の指示で、原発問題や領土問題で公平・公正を守るNHKの報道姿勢を明文化した対外資料を初めて作成。松本氏の動きについて事実上の「続投意欲の表明」との観測も広がっている。

 「放送の公平・公正について」と題したA4判の資料では、「(公平・公正を)原則として、個々の番組でとる努力」の必要性を強調。原発問題について「特定の立場に立つようなことはあってはならない」、尖閣諸島(沖縄県石垣市)、竹島(島根県隠岐の島町)問題については「日本の領土であるとの立場を明確にし、機会あるごとに日本の立場を発信」するとしている。

 松本氏はこの資料を幹部に配って徹底を呼びかけ、会長任命権を持つ経営委員会や、政府関係者への説明にも活用しているという。

 「公平・公正」は放送法で義務づけられているが、松本氏が改めて「原則」をアピールするのは、会長人事に間接的な影響力を持つ政財界から「NHKは反原発報道に偏っている」「人事・賃金改革だけで、抜本的な改革が不十分」といった批判が出ているからだ。

 松本氏は平成23年1月、JR東海副会長からNHK会長に転身。受信料値下げや、給与削減を含む賃金改革に着手する一方、経営計画にある放送とネットの連動、国際放送強化は「本気度が見えない」(経営委員)といった声も上がる。

 松本氏は8月、「不満」に反応するように理事にネット連動を推進するよう指示。続投意欲は明言していないが、NHK幹部は「自身の評価を落とすような“誤解”を払拭したいのだろう」として、続投に向けたアピールとの見方を示す。

 一方、経営委は定数12人のうち欠員2人に加え3人の任期が12月で切れるため、15日からの臨時国会中に国会同意人事で計5人の新顔が決まる見通しだ。経営委は22日に松本氏にNHKの現状についてヒアリングを行うが、会長選任には委員9人の同意が必要で、「新しい5人に安倍政権の意向がどれだけ反映されるかで人選は変わるだろう」(NHK幹部)との観測も漏れている。

(三品貴志)

●追記●
で結局安倍カラー鮮明人事ですって!!!!
ちょっとちょっと、 NHKは国民のものなんじゃないの?私たち金払ってんだぜ?なに勝手に政府の私物化してんだよ!!!!!

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2503S_V21C13A0PP8000/
国会同意人事案、安倍カラー鮮明 NHK経営委員に百田氏ら 2013/10/25 18:52 

政府は25日、国会同意が必要な12機関29人の人事案を衆参両院に提示した。NHK経営委員には、作家の百田尚樹氏、哲学者の長谷川三千子氏、日本たばこ産業顧問の本田勝彦氏らを充てた。いずれも安倍晋三首相に近い有識者で、安倍カラーが鮮明になった。  百田氏は、昨年9月の自民党総裁選直前、首相と雑誌で対談してから親交を深めた。保守派の論客として知られる長谷川氏も古くから首相と交流し、5月には首相公邸で会食した。本田氏は東大生だったころに小学3、4年だった首相の家庭教師を務めた。

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2013年9月17日火曜日

福島市と南相馬市、似たような線量。でも・・・

http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/5ff01d81cefe5d0e4128f67208027b9d
 
こちらのブログで、福島市と南相馬市の放射線量の比較と町の様子について書いてあります。
実はどちらも同じくらいの放射線量ですが、南相馬市民のほうが避難した人が多いそうです。その理由について考察してらっしゃいます。

読んで、とてもつらい気持ちになってしまいました。

何も壊れていない町。何一つ変わらない日常。綺麗な日常に、目に見えない放射能だけが降り注いだ。

一体どうできるというのだろう。

逃げない人が悪いの?でも「偉い人」が大丈夫って言ってるんだよ。町はずっといつも通りなんだよ。何も変わらない日常がここにあるんだよ。お国の言うことを聞いて、日常を粛々と過ごすことの何が罪なの?

逃げた人が悪いの?でも危ないって言う人もいるんだよ。怖いって思うことは罪なの?


全ての責任はあいつら(原発ムラ、政府、電力、御用)にある、としみじみ思います。
逃げない人、逃げた人、誰も悪くない。全ての人々が被害者。

加害者はあいつらだけ。

ねえどうして班目委員長とかまだ逮捕されてないんだろう
どうして誰も裁かれていないのだろう

宇宙飛行士の「放射線防護食」を参考に!葉酸も良いそうです。

http://www.shidaikyo.or.jp/newspaper/online/2478/5_0.html

放射線防護食:生物は絶えず起こる遺伝子損傷を修復して生存している。放射線耐性菌は致死線量の1万倍の6万Svで寸断された遺伝子を修復できる。遺伝子を保護し、修復能を高める放射線防護食は、地上の1000倍もの放射能を被曝する宇宙飛行士などで工夫されてきた。放射線で発生した活性酸素は遺伝子を破壊するが、活性酸素を除くにはビタミンCやEやカロテンなどの抗酸化ビタミンや抗酸化物質を摂取すればよい。さらに活性酸素を分解する酵素の成分の銅、亜鉛、マンガンを補う。すでに損傷された遺伝子を修復するには葉酸とそれを助けるビタミン、が重要である。葉酸摂取を増せば放射線障害で生じた微小核形成が60%も減る。葉酸は「葉酸米」から摂取するのが一番安全である。セシウム137のγ線をマウスに当てても、図①のような放射線防護食を摂取すれば高い生存率が保たれる。大量の被曝をした被爆者でさえ、野菜、果物の摂取量の多い人は固形癌の危険度が減少することが判っている。遺伝子損傷を予防する検診と、損傷を修復する放射線防護食という具体策で国民に安心と希望を与えたい。



311以降に私に起きた体調変化を記します。

●半年後、いままでまったくなかった白髪が急増。いまでは定期的に白髪染めをしています。確かにそろそろ白髪の出てくる年齢ではありますが、時期が重なったのが気持ち悪いです。

●アレルギー性鼻炎発症。2011年の10月頃から、鼻水が止まらなくなりました。どうにも我慢できなくなって2012年に耳鼻科に行き、一年近くステロイド点鼻薬をさして今はおさまりました。

●1〜2ヶ月に一度の割合で発熱を伴う喉の風邪をひくようになりました。
これが最大の変化です。以前の私は、滅多に風邪をひかない人でした。一年に一度発熱するかしないか。そのくらい、発熱と無縁の人でした。
それが今では、毎月のように発熱しています。酷い時は、一ヶ月に二回、二週間くらい挟んでまだ発熱します。

●口内炎が増えた

なんとかこの弱ってしまった体質を変えるために、私はたまたま家にあった「葉酸」のサプリメントを摂取してみました。
これは私が妊娠中に摂取していたものの余りです。

気休めのために飲み始めましたが、明らかに体調がよくなっているのを感じました。

そもそも妊婦が葉酸を摂取するのは、胎児の染色体異常を防止するためです。被曝の被害は遺伝子損傷です。ならば葉酸が被曝に効くのは理にかなっている気がします。
そうして検索してみて見つけたのが、冒頭に引用した日本私立大学協会のサイトです。

みなさんもぜひご参考になさって下さい。

↓ピジョンの葉酸タブレットおすすめ、なぜなら超美味しいからwラムネですなこれw

↓水で飲むタイプのほうが手早いかもですが

↓子供に葉酸摂取させたいならこれですね


2013年5月7日火曜日

放射線管理区域に住まわせて、万一の健康被害の時に、一体誰がその責任を取るのか?


前回の記事の続きですが。

子供から老人までごく普通の日常を送る福島市の平均放射線量は、二年の除染を経た現在も0.56マイクロシーベルト毎時だそうです。
飲食すら禁止されている、放射線管理区域である0.6マイクロシーベルト毎時とほとんど変わりません。

さてこうやって放射線管理区域レベルの場所に否応無く住まわされて、それで今後もし被曝が原因で健康被害があったらどうなるのか。

なんも補償されないんです。

放射線管理区域レベル以上の場所に住まわされて、健康被害が出ても、なんにも補償がされない。
これっておかしくないですか?

私は現実的には、被爆者手帳的なものの配布しかないだろうと思います。
避難させるお金を国も東電も出せないのであれば、せめて危険を犯して住んでもらっている責任として、被曝による健康被害が出た場合にバックアップする体制を整えるしかないでしょう。

なのにそういう話題が一向に上がって来ないことに苛立ちを覚えます。 

健康被害なんて出なければ良い。けれどもし健康被害があったら? 

健康被害者が泣き寝入りさせられること。

私が一番恐れているのは、その可能性です。

日本には広島長崎の経験があり、被爆者手帳というシステムがある

そういうシステムを踏襲して、福島原発事故被曝者支援法として整備していくしかないでしょうに。


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2013年5月3日金曜日

福島市平均毎時0.56マイクロシーベルト 一方、放射線管理区域は


病院にはレントゲンのお部屋があり、黄色いマークがついていていかにも怖そうです
子供の頃は、あの部屋の前を通るのもちょっとドキドキしていました
皆さんも見た事があるでしょう、放射線管理区域マーク

あれって毎時0.6マイクロシーベルトだって知ってた?

http://bylines.news.yahoo.co.jp/dandoyasuharu/20130429-00024621/
福島市が3月に市内全域で実施した測定結果をまとめた放射線量マップには全部で783ある測定区画の内、398区画で0.75マイクロシーベルト毎時を超えていると明記されています。これは宿泊はもちろん飲食も禁じられる「放射線管理区域」の設定基準3カ月1.3ミリシーベルトを、2割以上上回ります。

毎時1マイクロシーベルト以上なら年間で8ミリシーベルトを超し放射線防護上、もう一般人ではなく放射線業務従事者に近くなるのに220区画と全体の28%もあります

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130426-00010003-minyu-l07
福島市は25日までに、市内全域で3月に実施した放射線量の測定結果をまとめた放射線量マップを作製した。市内全域の平均測定値は毎時0.56マイクロシーベルト


福島市内の平均放射線量は放射線管理区域とほぼ変わらない0.56マイクロシーベルト毎時。
福島市はもちろん避難区域ではありませんし、子供から老人まで全ての人が普通の日常的な生活を送っています。
被爆者手帳も配られず、今後被曝によって健康被害があったとしてもなんにも補償はされません。

この状態を平気で放っておいている東電も政府も許せない!!!




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2013年5月2日木曜日

福島県飯舘村の馬の異常死 〜 細川牧場をめぐる様々なウワサ

https://www.facebook.com/notes/%E9%9C%87%E7%81%BD%E3%81%AE%E3%81%82%E3%81%A8/2013320-%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%9C%8C%E9%A3%AF%E8%88%98%E6%9D%91-%E5%A4%A7%E5%A4%89%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E8%B5%B7%E3%81%93%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%82%88/194844423973006


細川さんは会うなり「この国は狂ってる。大変なことが起こってるよ」と切り出すと、挨拶も早々に牧場へと案内してくれました。この数週間で馬がバタバタと倒れはじめたんだそうです。牧場には32頭の馬がいましたが、そのうちの4頭はヨロヨロと腰が立たない状態で、一番症状がヒドい白いミニチュアホースは毛並みもボロボロ。同行した獣医さんの診察では目に黄疸症状が出ていて、原因は不明ですが肝臓をやられているようでした。何より膝がガクガクと崩れることを不思議がっていました。細川さんは「こいつはもう今月もたないと思うんだ。かわいそうに」と言いながら横たわる馬を撫でていました。牧場の脇を野生の猪が突っ切っていきました。
 今年に入って15頭の馬が生まれたものの、14頭は1週間から1ヶ月足らずで亡くなったそうです。
「小さい頃から馬と暮らしてきたけれど、こんなことは初めてだ。異常だよ。それもこれも放射能だと思うんだ」と細川さんは放射能の影響を強調していました。もちろん科学的な根拠はありません。長年、馬と触れ合ってきた感覚なんだと思います。


馬達に異常死が出ているという話。
実名を出しての告発、大変勇気のいることだと思います。
しかし早速誹謗中傷も出ているようで、私たちは注意が必要です。

「原発がどんなものだか知って欲しい」の平井文書(原発は地震に耐えられないことを明確に指摘していた)は誹謗中傷を受けました。平井文書反対まとめサイトなるものがあります。その結果平井文書は世に広まることなく、福島の事故が起きてしまいました。

南相馬市在住で、被曝症状と思われる体調不良に苦しんでいるぬまゆさんも、気持ち悪い位大量の誹謗中傷を受けました。


我が国は原発の危険性や放射能の被害を世に訴えようとすると、誹謗中傷を受けるシステムです。


「俺地元の人間だけど、こいつのこと知ってるよ。地元じゃ頭のおかしい奴ってことで通ってるから、信じたら駄目だからね」

たとえばこんな感じのコメントが乱れ撃ちのように書き込まれ始めたら要注意。
安易に「そーなんだ頭のおかしい人なんだあ」とか簡単に思わないように。

何故なら、もし誹謗中傷がウソだった場合、誰も真実を告発する人がいなくなるからです。

細川牧場に関して、誹謗中傷の側が正しいのか、「馬が異常死をしている」が正しいのか、私には判断がつきません。

ただ安易に誹謗中傷のほうを信じるのは、とてつもなく危険です。

もし馬の異常死がウソだったとしても、馬の異常死を信じるほうがまだましです。

なぜなら反原発への誹謗中傷を安易に信じる人が多過ぎたせいで、誰もが原発の危険性を見逃し続け、事故は起きたからです


忘れてはいけない事実。

平井文書は原発事故の直前まで、ただの DQN怪文書でした。


冷静になりましょう。


冷静になるというのは、放射能は安全だ、と信じ込むことではありません。 
放射能を危険と思わせる情報は全てウソだ、と思い込むことのリスクを考えましょう。 

平井文書反対サイトの人は、「原発の中に住みたい。原発の中ほど安全な場所は無いから」と発言していました。
今でこそこの発言は狂気ですが、原発事故の直前までは、まったく狂気ではありませんでした。
原発が地震で壊れると言う人間のほうが狂気とみなされていました。 

冷静になりましょう。 
どちらかを安易に信じ込んではいけません。 
冷静になるのです。



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