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2011年3月に関東で被曝しました。
被曝者として放射能に関する情報や思うところを書き留めます。

2012年3月28日水曜日

もし二人目の子供ができたとして

私は母乳育児を諦めようと思います。
けいとうさぎなどの尿検査サイトを見ても、本当に多くの人からセシウムが検出されている。
一人目はがんばって母乳で育てたのに。
二人目はもう無理でしょう

すごく悲しいです
当たり前のことができなくなる

これが原発の事故なんですよね

2012年3月21日水曜日

プレジデント、東洋経済

プレジデント、東洋経済。
原発や東電に対して厳しい意見を書いている雑誌の編集長が続いて受難。
これは一体どういうことでしょうか?
謀略を感じざるを得ません!


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120321-00000002-jij-soci

プレジデント元編集長死亡=自転車で用水路に転落か―栃木

時事通信 3月21日(水)0時19分配信
 20日午後1時10分ごろ、栃木県大田原市鹿畑の県道脇用水路で、ビジネス誌「プレジデント」元編集長樺島弘文さん(56)=同県那珂川町矢又=がロードレース用の自転車に乗ったまま転落しているのを通行人の男性が発見、110番した。樺島さんは病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。

「週刊東洋経済」編集長を逮捕=電車内で女性の下半身触る-警視庁

 電車内で女性の下半身を触ったとして、警視庁大森署が東京都迷惑防止条例違反容疑で、「週刊東洋経済」編集長の三上直行容疑者(46)=横浜市磯子区峰町=を現行犯逮捕していたことが18日、同署への取材で分かった。容疑を否認し、「酒を飲んでいて覚えていない」と供述しているという。
 逮捕容疑は17日午後11時すぎ、JR京浜東北線の大井町-大森駅間を走行中の電車内で、20代の女性会社員の下半身を触った疑い。
 同署によると、三上容疑者は電車内で30代の女性会社員の下半身も触っていたという。男性会社員に取り押さえられ、同署員に引き渡された。(2012/02/19-01:28)


2012年3月15日木曜日

放射能瓦礫(ガレキ/がれき)は現地で燃やすべきという意見は納得できません。

いま、瓦礫について色々と議論されていますが。

現地(被曝エリア)で燃やすべき

vs

日本各地で燃やすべき

どうやらこの二つに分かれるようです。
私は、どちらの意見も納得できません。

どちらで燃やそうと、燃やした周辺住人は被曝をするんです。

燃やせば周辺の誰かが被曝するんです。

既に被曝している人(土地)が、再び被曝するのか。


まだ被曝していない人(土地)が、初めて被曝するのか。

それだけの違いなのです。

どちらにしろ、非人道的だと思います。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/9581ab4316332b1e2408fb817c48e512

そこで「ベラルーシの部屋」ブログを見たら、日本人からは目から鱗のような意見がなされていました。

そもそも、燃やしてはいけないのだ、という意見。

もちろんベラルーシのようにただ埋めるだけでは地下水と土壌汚染の問題が出て来るでしょう。
しかし日本もなんとか、燃やさない道を模索することはできないものでしょうか?

たとえば、原発周辺には今後長い将来にわたって居住不可になったエリアがあり、そこはもう誰も住んでいないんです。
そこに貯めておく施設を作るですとか。

たとえばセシウムが完全に消失するまで保管し続けるですとか。

誰かに被曝を押し付ける、以外の方法を模索して欲しいです。


◎◎追記◎◎

http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/0495ff1be78d3790161a8fc6fdcf6dc5

「汚染された場所は大変で、さらにそこで放射性物質を含んだ瓦礫を大量に処理することは、放射性物質がさらに空間に飛び交うことになる。これも大変危ないこと。もともと危ないエリアがさらに危なくなる。其の地域の人々の健康を守ることが大切なんだ。」


バンダジェフスキー博士も、どこで燃やすか、という問題ではなく、燃やしてはならない、という意見のようです。
汚染エリアの住人の再被曝を懸念されるご意見を聞いて、とてもほっとしました。
日本の人々は「汚染エリアで燃やせばいいじゃん」という雰囲気がして、とてもいやです。

改めて、どこであろうとも燃やしてはならない、という思いを強くしました。


誰も安全だなんて思ってない

http://www.dailymotion.com/video/xpcjr0_20120309-yyy-yyyyyyyyyyy_news?start=0#from=embediframe
NHK 南相馬 原発最前線の街で生きる


NHKで南相馬市の人々の声を淡々と取り上げる番組を放映していました。
国は何も警告しないけど、みんな安全だなんて思ってない

多くの市民と田畑と家畜が被曝させられ
今も市民は汚染地帯で被曝させられ
今も市民が原発で働き被曝させられ(それしか仕事がないhttp://jp.indeed.com/%E6%B1%82%E4%BA%BA?q=%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%80%80%E5%8D%97%E7%9B%B8%E9%A6%AC%E5%B8%82&l=
今も市民が除染のために被曝させられ(それしか仕事がないhttp://jp.indeed.com/%E6%B1%82%E4%BA%BA?q=%E9%99%A4%E6%9F%93%E3%80%80%E5%8D%97%E7%9B%B8%E9%A6%AC%E5%B8%82&l=

被曝の恐怖から子供をおろし(女性にとって堕胎がどれほど精神的にも肉体的にもつらいことだか分かりますか?)

どうしてなんの罪も無い国民が、こんな苦しまなければいけないんでしょうか?

誰も大丈夫、安全、なにも心配ない、なんて思ってない

でもこの国では革命は起きない。

罪を憎んで人を憎まず
そんな国民性のせいでしょうか。
これほどの被害を受けながら、文句も言わず黙って日々を送り続ける国民。

こうしてこの国では 権力者は罪を犯し続ける

まるで無法地帯のように
犯罪者がいつまでも君臨し、いつまでも弱者は虐げられ続ける

どうしてこの国は無法地帯になってしまったんだろう

無法地帯で泣き寝入りするしかない私たち国民

原発推進派のお偉方のせいで被曝させられた被害者たちに、さらなる被曝を押し付けて原発作業させて除染させるってどうなんですか?
一体どこの奴隷社会ですか?
原発推進派のお偉方が除染すれば良いんじゃないですか?

彼らは被害者なのに。
被曝させられた被害者なのに。

なぜ被害者が、犯罪者の尻拭いをしているの?

2012年3月13日火曜日

原発事故のせいで発ガンする東京の幼児は10万人あたり2~3人(この一年の飲食分のみ) その2

前の記事の続きです。
さらに詳しい発表内容の書いてあるページを見つけました。

http://www.jst.go.jp/pr/announce/20120312/index.html
飲食物由来の放射性ヨウ素およびセシウムによる東京都民への曝露量と発がんリスクの推定

これによりますと。

◆放射性ヨウ素の甲状腺等価線量◆

◎出荷制限や乳児用ボトル水配布なしの場合◎

成人で0.42mSv(実効線量換算で17μSv)
幼児で1.49mSv(同60μSv)
乳児で2.08mSv(同83μSv)

◎出荷制限や乳児用ボトル水配布対策ありの場合◎

成人で0.28mSv(同11μSv)、
幼児で0.97mSv(同39μSv)、
乳児で1.14mSv(同46μSv)

乳幼児用にペットボトルを配ったのって東京以外でもありましたっけ?
実は関東のほとんどの子供達が事故直後の汚染水道水を飲んでしまったのでは?

ところでこの被爆線量は、飲食のみの値です。

先生方は早く呼吸による甲状腺等価線量も出して下さい。

この記事にも書きましたが、3月15日の放射能濃度の高かった3時間
呼吸による甲状腺の等価線量(幼児)は0.78mSvです。

たったの三時間で。しかも幼児なので、乳児の場合はさらに多いでしょう。
上の飲食の例ですと乳児は幼児の1.4倍なのでためしにかけてみると、乳児は1mSvの甲状腺被曝しているのではないか、と思われます。

その後、二ヶ月程にわたる呼吸による放射性ヨウ素被曝はいかほどでしょうか?そしてさらに長期にわたるセシウム吸引被曝の程度は?
もちろん、最も高かった時がだんとつにピークで、以降はに激減してはいるでしょうが。

たった3時間で1mSv。一年トータルだと一体。。。三倍くらいだとしても3mSvは被曝してますよね。。。

それに上の飲食による被曝2mSvをプラスして、それに外部被曝線量もプラスして、、、

なんか足し算足し算していくと、東京都内の乳児は5〜10mSvくらいの甲状腺被曝はしてそうじゃないですか??

10万人に10人とか、20人とか、甲状腺がんが出そうじゃないですか?

ああ、五年後が恐ろしい。
甲状腺がん頻発パニック、福島のみならず東日本全体で訪れる悪寒が、、、


っていうかところで、よくよく読んでみると「甲状腺がんのリスク」じゃなくて「発ガンリスク」って書いてありますね。
ということは前の記事は記者さんの間違いである可能性がありますね。


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東京の乳幼児が甲状腺がんになる確率は10万人あたり2~3人(この一年の飲食分のみ)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120312-00000064-mai-soci


<放射性物質>都民の内部被ばく推計 東京大チームが発表

毎日新聞 3月12日(月)20時14分配信
 東京都民が昨年3月21日からの1年間に食品から摂取したヨウ素とセシウムによる内部被ばく量の推計値は、最大の1歳未満の乳児で48マイクロシーベルトだったことがわかった。この値は、年間の許容被ばく量の20分の1以下で、通常の食事に含まれる放射性のカリウム40による自然被ばくよりも少なかった。東京大の村上道夫特任講師(都市水環境工学)らのチームが12日、発表した。

 また、成人の内部被ばく量は18マイクロシーベルト、幼児(5歳)は42マイクロシーベルトだった。乳児や幼児が多いのは、成人と比べて甲状腺にヨウ素を取り込みやすく、摂取量が少なくても高い値が出るため。野菜の出荷制限や乳児へのペットボトル水配布などにより、内部被ばくが最大44%低減されたとしている。

 この推計値を、他の発がん性物質を1年間浴びた場合の発がんリスクと比較すると、野菜などに含まれるカリウム40やディーゼル車などが排出する微小粒子よりも低く、ホルムアルデヒドやダイオキシン類よりは高かった。内部被ばくで乳幼児が甲状腺がんになる確率は10万人あたり2~3人という。村上特任講師は「実際には水道水でなくペットボトルの水を飲むなどして、被ばく量はもっと低かった可能性が高い」と話している。

 村上特任講師らは、厚生労働省などが公表した食品や水道水の放射性物質濃度のデータを基に、政府が放射性物質の暫定規制値を超えた農産物に出荷制限を指示した昨年3月21日から今年3月20日までのヨウ素とセシウムによる内部被ばく線量を推計した。昨年3月20日以前は、データがないため含めなかった。

 東京都の水道水を巡っては、昨年3月22日に金町浄水場(葛飾区)で採取した水から国の基準の約2倍に当たるヨウ素を検出。都は乳児の粉ミルクを溶いたり、飲ませたりしないよう呼びかけるとともに、区役所などでペットボトル水を配布した。【久野華代】

東京の乳幼児が、原発事故後一年間の飲食による内部被ばくが原因で、甲状腺がんになる確率は、10万人あたり2~3人だそうです。

あまりの高さにびっくりです。
1年間「安全、安全」って言ってさんざん食わせてたくせに、あっさりそういうこと言わないで下さい。

さらにこれに、爆発直後の放射能プルームによる大量の呼吸被曝が加わるわけですよね。

滞在時間を3月15日の放射性ヨウ素の濃度レベルの高かった3時間とします。 甲状腺の等価線量(幼児) H=1.4×10-3mSv/Bq×5×10-4Bq/cm3×0.37×106cm3/h×3h =0.78mSv 

 濃度の高かった時間帯の場合、たった3時間で0.78mSv被曝
乳児ならばこの倍はいくんじゃないでしょうか?
我が子はあの時1歳でした。。。

とりあえず呼吸については置いておいて、食べ物に話を戻しますが。


風評被害だ、食べて応援だ、って言ってる時に、


「これ子供が食べるとお、10万人に2〜3人は甲状腺がんになっちゃうんだけどお、食べて応援しようね☆


癌になっちゃった人はアンラッキー。


でもほかのみんな、九万九千九百九十七人くらいは癌にならないんだから、いいと思わない?


その時は、みんなでアンラッキーな人には残念だったねーって言ってあげようね☆


食べて癌になっちゃったね〜☆


でも絆だから仕方ないんだよ〜ってね♪」

って言ったか?

言ってないじゃん!!!


【参考】

ベラルーシでの甲状腺がん発生推移


4歳児は400mSv,1歳児は800mSv 甲状腺被曝の可能性

20120311 ネットワークでつくる放射能汚染地図5(ETV)
http://www.dailymotion.com/video/xpdtqn_20120311-yyyyyyyyyyyyyyyyyy-y_news
http://www.dailymotion.com/video/xpdu5p_20120311-yyyyyyyyyyyyyyyyyy-y_news

浪江町の子供達は、甲状腺に4歳児は400mSv,1歳児は800mSvの被曝をした可能性があるという大変ショッキングな、あまりにもショッキングな数字が示されました。

さらに、ヨウ素の汚染マップはセシウムの汚染マップとは違うということも。

つまり、現在、セシウム土壌汚染が少ない為に非汚染地帯とされている場所の人々が、実は大量の放射性ヨウ素被曝をした可能性もあるのではないでしょうか?

土壌はさほど汚染されていないにも関わらず、実は既に子供が100mSv以上の甲状腺被曝をした後だった、という可能性があるのではないでしょうか?

放射性ヨウ素プルームは南風に乗り、関東に降り注いだ?


3月15日には、関東に原発周辺と同レベルの放射性ヨウ素が降り注いだ可能性があります。


下はWSPEEDIによる ヨウ素131の地表堆積量(沈着積算量)のデータの大変分かりやすい検証です

http://blog.livedoor.jp/zipangu_renaissance/archives/3191807.html


再び思い出すのは、小佐古氏のあの言葉です。
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/80519.html
平成23年4月29日 


初期のプリュームのサブマージョンに基づく甲状腺の被ばくによる等価線量、とりわけ小児の甲状腺の等価線量については、その数値を20、30km圏の近傍のみならず、福島県全域、茨城県、栃木県、群馬県、他の関東、東北の全域にわたって、隠さず迅速に公開すべきである。さらに、文部科学省所管の日本原子力研究開発機構によるWSPEEDIシステム(数10kmから数1000kmの広域をカバーできるシステム)のデータを隠さず開示し、福島県、茨城県、栃木県、群馬県のみならず、関東、東北全域の、公衆の甲状腺等価線量、並びに実効線量を隠さず国民に開示すべきである。


っていうか国は知っているってことになりませんか?
「ネットワークでつくる放射能汚染地図5」で誠実な研究者たちが必死の思いでかき集めよ
うとしている、消えた放射性ヨウ素の痕跡を、彼らは、原発推進派は知っているんではないですか?


どこの県の、どの市の、どの地域の人々が、どれだけ被曝したか。


ちなみにこんな記事も。


http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111119-OYT1T00053.htm

浪江の甲状腺被曝量、チェルノブイリの千分の1

 東京電力福島第一原子力発電所から20キロ前後に位置する福島県浪江町の住民の甲状腺被曝ひばく量は、チェルノブイリ原発事故後の周辺住民の被曝に比べ、1万~1000分の1だったことが、札幌医大の高田純教授(放射線防護学)の調査でわかった。18日に神戸市内で開かれた日本放射線影響学会で発表した。
 原発事故で施設外へ放出される放射性物質のうち、ヨウ素131(半減期約8日)は甲状腺にたまりやすく、被曝量が多ければ甲状腺がんを引き起こす可能性もある。
 高田教授は事故後の4月8、9日、同県内の避難所で、18歳~60歳代の浪江町民計40人の甲状腺被曝量を測定した。結果は3・6~7・8ミリ・シーベルトで、平均は約5ミリ・シーベルトだった。一方、チェルノブイリの周辺住民は、数シーベルトから50シーベルトとされている。
(2011年11月19日00時31分  読売新聞)

一口に「浪江町」と言っても広い。
こちらの甲状腺検査では、最高でも8ミリシーベルトを越しません。


ヨウ素は決して、均一に降ったわけではなく、あるところでは濃く降り注ぎ、
あるところではあまり濃くない、というふうにまだらに降ったということでしょう。


こうなってくるともう、本当に自分の被曝を推し量ることは大変です。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
追記です。
調べたら、甲状腺等価線量にも一年の限度がるようで、それは50ミリシーベルトのようです。

2012年3月12日月曜日

天皇皇后両陛下が参列され東日本大震災追悼式 天皇陛下、哀悼のお言葉述べられる

マスコミよりも政府よりも、国民のことを、この国のことを考えておられる。
ああ、やはり天皇陛下というお立場の方は違う、と思いました。
「風評被害」とは言わず「放射能の問題」とはっきりおっしゃり、原発作業員の方々へのねぎらいの言葉も述べられました。
本当に、涙が出そうでした。


http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20120311-00000983-fnn-soci


天皇皇后両陛下が参列され東日本大震災追悼式 天皇陛下、哀悼のお言葉述べられる

フジテレビ系(FNN) 3月11日(日)15時48分配信
東日本大震災から1年。国立劇場で11日午後、政府主催の追悼式が行われ、地震のあった午後2時46分にあわせて黙とうがささげられた。式には、天皇皇后両陛下が参列され、天皇陛下がお言葉を述べられた。

東日本大震災から1周年、ここに一同とともに、震災により失われた多くの人々に、深く哀悼の意を表します。
1年前の今日、思いもかけない巨大地震と津波に襲われ、ほぼ2万に及ぶ死者・行方不明者が生じました。
その中には、消防団員をはじめ、危険を顧みず、人々の救助や防災活動に従事して、命を落とした多くの人々が含まれていることを忘れることができません。
さらに、この震災のため、原子力発電所の事故が発生したことにより、危険な区域に住む人々は、住み慣れた、そして生活の場としていた地域から離れざるを得なくなりました。
再びそこに安全に住むためには、放射能の問題を克服しなければならないという困難な問題が起こっています。
このたびの大震災にあたっては、国や地方公共団体の関係者や、多くのボランティアが被災地に足を踏み入れ、被災者のために、さまざまな支援活動を行ってきました。
このような活動は、厳しい避難生活の中で、避難者の心を慰め、未来へ向かう気持ちを引き立ててきたことと思います。
この機会に、被災者や被災地のために働いてきた人々、また、原発事故に対応するべく働いてきた人々の尽力を深くねぎらいたく思います。
また、諸外国の救助隊をはじめ、多くの人々が、被災者のため、さまざまに心を尽くしてくれました。
外国元首からのお見舞いの中にも、日本の被災者が厳しい状況の中で、互いに絆を大切にして、復興に向かって歩んでいく姿に印象づけられたと記されているものがあります。
世界各地の人々から、大震災にあたって示された厚情に深く感謝しています。
被災地の今後の復興の道のりには、多くの困難があることと予想されます。
国民皆が被災者に心を寄せ、被災地の状況が改善されていくよう、たゆみなく努力を続けていくよう、期待しています。
そして、この大震災の記憶を忘れることなく、子孫に伝え、防災に対する心がけをはぐくみ、安全な国土を目指して進んでいくことが大切と思います。
今後、人々が安心して生活できる国土が築かれていくことを一同とともに願い、み霊への追悼の言葉といたします。
最終更新:3月11日(日)16時28分
Fuji News Network

2012年3月10日土曜日

放射性ヨウ素が4,200Bq(べくレル)/m3 →小児甲状腺の被ばく線量が100mSv

http://www.nuketext.org/manual.html#qanda

Q3)100mSv の被ばくを受けるのは大気中にどのくらいの放射性ヨウ素がある場合?


 A: 大気中の放射性ヨウ素が4,200Bq(べくレル)/m3 の場合24 時間その空気を吸入することによって小児甲状腺の被ばく線量が100mSvとなると予測されます。


↑これは普通に比例で考えていいのかなあ?
42ベクレルなら1ミリシーベルト、っていうふうに。

ってことは。。。

http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/whats-new/keisoku-0323-0315.pdf
都内における大気浮遊塵中の核反応生成物の測定結果について

平成23年3月15日、東京の空気に含まれる放射性ヨウ素は一時間あたり平均42ベクレル/m3くらい
これを吸っていた我が子は、たった一日で、1ミリシーベルトも甲状腺被曝してしまったってことに。。。

調べてみたら、こういうのもありました。
http://radi-info.com/q-611/
滞在時間を3月15日の放射性ヨウ素の濃度レベルの高かった3時間とします。
甲状腺の等価線量(幼児)
H=1.4×10-3mSv/Bq×5×10-4Bq/cm3×0.37×106cm3/h×3h
=0.78mSv


濃度の高かった時間帯の場合、たった3時間で0.78mSv


1年1ミリシーベルトなのに、爆発直後はたった3時間で1年の八割分を、しかも甲状腺だけに集中的に、内部被曝なので至近距離であびてしまっていたのですね。


ちなみに上記サイト「専門家が答える暮らしの放射線Q&A」の回答は、基本的に「大丈夫です、心配ありません、カリウムっていう放射性物質だって人の体内には云々」ってだいじょぶだいじょぶしか言わない傾向があるので、ちょっとうさんくさい感じのサイトです(笑)

2012年3月9日金曜日

甲状腺被ばく最大87ミリシーベルト=福島で65人調査―弘前大

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120309-00000176-jij-soci


甲状腺被ばく最大87ミリシーベルト=福島で65人調査―弘前大

時事通信 3月9日(金)18時50分配信
 東京電力福島第1原発事故の1カ月後、福島県の0歳から80代の住民65人の甲状腺を調べたところ、50人から放射性ヨウ素が検出されたと、弘前大(青森県弘前市)の調査チームが9日、発表した。最大値は同県浪江町の成人で、87ミリシーベルトだった。
 調査は昨年4月11~16日、浪江町の住民17人と、原発のある沿岸部から福島市内に避難した48人を対象に実施。事故翌日の3月12日にヨウ素を吸入したと仮定し、半減期を考慮して4月の実測値を補正、推計した。 

「やっぱり。。。」
それが最初の感想です。
小佐古教授の涙の辞任劇、覚えていらっしゃるでしょうか。
彼はもともと原発推進派サイドの専門家として、過去に原爆症認定集団訴訟などの被曝裁判を経験してきた、いわば被曝裁判を知り尽くした人間です。
彼は、こんなことを言って辞任しました。
平成23年4月29日
初期のプリュームのサブマージョンに基づく甲状腺の被ばくによる等価線量、とりわけ小児の甲状腺の等価線量については、その数値を20、30km圏の近傍のみならず、福島県全域、茨城県、栃木県、群馬県、他の関東、東北の全域にわたって、隠さず迅速に公開すべきである。さらに、文部科学省所管の日本原子力研究開発機構によるWSPEEDIシステム(数10kmから数1000kmの広域をカバーできるシステム)のデータを隠さず開示し、福島県、茨城県、栃木県、群馬県のみならず、関東、東北全域の、公衆の甲状腺等価線量、並びに実効線量を隠さず国民に開示すべきである。

被曝裁判を知り尽くしている小佐古氏は、いわば、「これは負け戦だ」と分かって推進派という泥舟から早めに逃げ出したという、うがった見方もできます。
甲状腺の等価線量が、相当数になることは、政府サイドでは昨年の四月の時点で把握していたはずです。

それから、土壌汚染マップ。
チェルノブイリとの比較による土壌汚染マップでは、チェルノブイリ周辺と同レベルの汚染が確認されています。
汚染は同レベルなのに、甲状腺の被曝量が少な過ぎるのを私はずっと疑問に思っていました。

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201202210684.html
甲状腺被曝、最高35ミリシーベルト いわきの子ども


本当に、甲状腺に100ミリシーベルト級の被曝をした人がいないのだろうか?
チェルノブイリではあんなたにたくさんいたのに?
ずっとこのように疑問に思っていました。

もう国はいい加減、この悲劇を直視して下さい。
悲劇を直視して、被曝者達の健康を心から考えて下さい。
国が直視しなくても、被曝者達の幾人かはやがて、健康被害という現実に直面することになるのです。
私は、「福島原発事故によって甲状腺がんになる確率はゼロである」とは、思いません。
事故の規模、日本の人口密度(被曝した人間の多さ)、そういうものから鑑みて、決してゼロではないと思うのです。

被曝してしまったからには、早期発見早期治療しかないでしょう。

せめて全ての汚染地帯(もちろん福島県以外もです!汚染されたのは福島県だけではありません!!)の子供達の、定期的な甲状腺検査や、ホールボディーカウンターや尿検査等による被曝検査を義務づける。

子供達を被曝させた大人の責任は、せめて早期発見早期治療のための万全の体制作り、ではないでしょうか?


【参考】
福島の子供3765人中1143人、甲状腺検査でしこり見つかる http://wonworstar.blogspot.com/2012/01/blog-post_27.html

ー追記ーーーーーーーーーーーーーー
山下先生、こんなこと言ってたんですね、ショックです。
山下先生の言葉を信じて100ミリ以下だから大丈夫、良性だから大丈夫、と安心していた人々にどう説明つけるんでしょう。

http://einstein2011.blog.fc2.com/blog-entry-570.html


同時に、大人と異なり、小児甲状腺がんの約4割は、
 この小さい段階(超音波で甲状腺結節を見つけて、
 1センチ以下、数ミリの結節の事)でみつけても
 すでに局所のリンパ節に転移があります。
 (2009年3月)



いったん被ばくをした子供たちは生涯続く甲状腺の
 発がんリスクをもつということも明らかになりました。
 (チェルノブイリの調査結果。2009年3月) 



主として20歳未満の人たちで、過剰な放射線を被ばく
 すると、10~100mSvの間で発がんがおこりうるという
 リスクを否定できません。(2009年3月)

2012年3月8日木曜日

葛飾・鎌倉公園の土壌から1万6200ベクレル

なんか、もはや東京でどれだけ汚染が見つかっても大して驚かなくなっている自分が嫌ですねえ。

しかし公演の砂5440Bq/Kgってダメダメでしょう。
公演の砂場における子供は砂食人種なんですから、、、、

うちの子は、あまり砂場では遊ばせないようにはしていますが、それでも事故後何度か砂場で遊ばせてしまいました(汗)

やばかったかなあ、反省

うちの近所の公園の砂は、どのくらい汚染されてるのでしょう
市は空間線量は測定してくれますが、土壌汚染は測定してくれないんですよね

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120307/tky12030723310012-n1.htm


葛飾・鎌倉公園の土壌から1万6200ベクレル 共産調査、除染を要求

2012.3.7 23:31
 共産党・東京都葛飾区議団は7日、区立鎌倉公園の土壌から1キログラム当たり1万6200ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。
 同区議団は2月21、26の両日、区内4カ所の公園の土壌や砂を独自に計測。その結果、南水元けやき公園の土壌からも1万5600ベクレルの放射線量が検出。四つ木公園の土壌は4930ベクレル、宝町中児童遊園の砂は5440ベクレルが計測された。
 区議団は「国は焼却灰や汚泥で被曝防止の処置が必要な基準を8千ベクレル以上としており、それに匹敵する汚染が公園に放置されている」とし、区に除染を求めている。
 一方、区は23年11月から24年1月にかけて鎌倉公園、四つ木公園、宝町中児童遊園の空間放射線量を測定したが、いずれも区の除染基準以下だったため、除染していない。
 区は「除染は空間放射線量を基準に実施しており、土壌の放射線量は考慮しない」と述べ、このレベルは対象にならないとしている。
 2月21日には、共産党都議団の調査で、同区の都立水元公園内の土壌から、最高で1キロ当たり2万3300ベクレルの放射性セシウムが検出されている。

チェルノブイリと福島原発事故 放射能汚染比較マップ

http://twitpic.com/6stmmw/full

チェルノブイリ周辺のみならず、ヨーロッパ全域との比較です
大変分かりやすいと思います



米軍基地周辺のレストランで、放射能測定器設置の動き

米軍横田基地の向かいにあるレストランで測定器設置。
座間キャンプのある座間市のレストランでも設置予定。

やはり米軍関係者は、測定器がないと来てくれないんでしょうね。

<どうせ放射能まみれの食材ばかり、測定器がないと信用できない>

これが海外からみた、日本の外食産業のイメージなのでしょう。
そしてそれは風評ではなく、正しい認識でありましょう。

顧客のほとんどが日本人、という、日本人相手のレストランでも、こういう動きが出て来てほしいものです

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012030502000161.html


 東京都福生市のレストランが店内に放射能測定器を設置し、一般の人が持ち込む食材を測る取り組みを始めた。店で使う食材を検査する合間に広く使ってもらう試み。四月から食品中の放射性セシウムの新しい基準値が適用され、食品汚染に対する消費者の関心もあらためて高まっている。「気軽に利用できる市民測定所を目指す」という。 (小林由比)
 「野菜の仕入れ先に尋ねても、検査済みという答えしか返ってこなかった。食を提供する立場の自分が納得できない日々が続いた」
 米軍横田基地の向かいにある「木を植えるレストラン オーロラ」のオーナー松尾修さん(48)は一月、約百八十万円の測定器を購入した。機器は食事フロアの隣のスペースに置き、食材や調理済みのメニューなど、店で提供するものはすべて計測している。
 洋食メニューに多く使うタマネギや米、牛乳などは一晩かけて測る。放射性セシウムとヨウ素が一キログラムあたり五~一〇ベクレルまで計測でき、基準値内でも汚染された食材は使わない方針だ。
 店は二〇一〇年に有機栽培の食材を使ったカレー店として開店した。震災後、原発事故の影響を恐れ、シェフが子連れで疎開。客も激減し、いったん閉店した。
 昨年八月の再開後は九州や関西の食材を使いメニューに表示。ホームページなどで情報発信すると、「久しぶりに安心して外食ができた」という客も現れた。松尾さんは「産地を選ぶだけでは不十分」と感じ、高額のために導入を迷っていた測定器を購入した。
 一歳と二歳の子を連れ、母親仲間と来店していた羽村市の浅野弥生さん(32)は「食材を検査している店なら、子どもに安心して食べさせられる」と話した。
 二月下旬から、外部の人が持ち込む食材も一検体二千九百八十円で請け負う。早速、店を利用したことのある客が酒かすやワカメを持ち込んだ。松尾さんは「測定データの蓄積で、注意が必要な食材も分かってくるはず。わずかな汚染にどう対応するかなど、店を情報交換の場にしたい」と意欲を見せる。
 自前で測定器を導入する飲食店はまだ少ないが、神奈川県座間市のイタリアンレストラン「ラ・リチェッタ」も三月から機器を置き、「市民測定所」にする予定だ。
 オーナーシェフの稲垣圭介さん(42)は「レストランには、食材を測定する時に必要なミキサーなどの調理器具もある。測定所単独で運営するより資金的にも効率的。測定器を併設する形がスタンダードになっていってほしい」と話す。



カリウムによる被曝?

http://tnakagawa.exblog.jp/15135529/

福島原発から約60km離れた福島市の18 日の飲料水に含まれていたヨウ素の崩壊量は、最大で1kg あたり180Bq(ベクレル)でした。1 秒間に180 個の崩壊が起こっているということです。ヨウ素が甲状腺に取り込まれる割合を20%とし、その放射能が半分になる日数を6 日と仮定できます。現在の福島市の水を毎日2 リットル飲み続けると、約720Bq(ベクレル)の内部被ばくを受けることになります。


現在の福島市の水を毎日2 リットル飲み続けると、720Bq(ベクレル)の内部被ばくを受けることになります。これは、先ほどのカリウムによる日常的な内部被ばく(6,000Bq[ベクレル])の8 分の1 以下です。もちろん、取り込まれ方や崩壊の仕方はカリウムとヨウ素で異なるので、正確な比較ではありませんが、今観測されている放射性物質の影響をこのように見積もることができます

ここで、専門家の方が、カリウムとヨウ素の比較をしています。
でもこれって、おかしくないですか?
これだと、ヨウ素やセシウム入りの食材を食べ過ぎることは、カリウムを多く含むバナナなどを食べ過ぎるリスクと同じ、ということになりませんか?

でもバナナには摂取制限はないけれど(特定の疾患を持つ人をのぞいて)、ヨウ素やセシウムには摂取制限がありますよね。

この中川先生の説明の通り、放射能で汚染された食材を食べ過ぎることは、バナナを食べ過ぎるリスクと同じだとしたら、どうしてカリウムの摂取制限は設けられていないのでしょうか?

事故直後、原子力の専門家の方々の言葉は、私のような無学な主婦ですらつっこみを入れたくなるような不思議な言論ばかりです。

これじゃあ、国民の信用を失っても仕方ないでしょう。

なんだって摂取制限があるもの(基本的に有害とみなされているもの)を、摂取制限が無いもの(基本的に無害とみなされているもの)と同じものであるかのように語るのか。

この人は本当に、専門家なのかなあ。。。

2012年3月3日土曜日

大阪のしいたけからセシウムが!

http://yasaikensa.cloudapp.net/product.aspx?product=%E7%94%9F%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%91&category=%E9%87%8E%E8%8F%9C%E9%A1%9E


280010615大阪府大阪府-非流通品生しいたけ大阪府立公衆衛生研究所H23.12.20H23.12.21H23.12.22< 32036詳細
280010616大阪府大阪府-非流通品生しいたけ大阪府立公衆衛生研究所H23.12.20H23.12.21H23.12.22< 71229詳細

なんと大阪のしいたけからセシウムが!!
調べてみると、昔から日本のしいたけから放射性物質は検出されているようですね。

http://chemibo.jp/hyouka/hm_past_cs137.php


食品最小値平均値最大値全試料数検出数
シイタケ0.82112433

上は、2009年までの北海道のシイタケのセシウム137の検査結果です。

こりゃあ、シイタケはもう駄目ですね。
産地関係なく、駄目。
食べちゃいけない食材だったようです。

はあ、シイタケ嫌いの旦那がうらやましい。
私はシイタケ大好きなんで食べまくっていましたよ。

2012年3月2日金曜日

ガレキの問題。


女川町のガレキが東京都へ運ばれるようですね。

あるブログで、ガレキは汚染されている場所で焼却すべき、という意見を見ました。
引用すると、こうです。

汚染地帯でガレキを焼却することによって、

「作業員や周辺住民リスクはあがります。しかし、現況の焼却でも大きな問題があるため、新たに発生するリスクは大きくはないのです。言い換えれば、既にリスクは大きいのです。」

私は、この意見には納得できません。

「お前は既に被曝者なんだから、あと何度被曝しても大してリスクは変わらない」
というのは、科学的ではないし倫理的でもありません。

たとえば被曝と発ガンの関係のグラフは、見事に右肩上がりですよね。

被曝をすればするほど、右肩上がりにリスクは増えるのです。
既にリスクを負っているお前が、もっとリスクを負うべきだ。

という発想は、納得できません。

「その地にいる子供の2割が発ガンする。ガレキ焼却に寄って4割の子供が発ガンすることになるかもしれない。でも別にいいじゃないか。既に2割が発ガンする予定なのだから」

と言っているのと、同じです。

一体、この発言をした人は人の命を、同じ日本人の、同胞の命をなんだと思っているんでしょうか。


もちろん、非汚染地帯に放射性物質をばらまくことも絶対にいけません。

ならば、どうするか?

私は、

(1)
人の住まないエリアで焼却すべき

(2)
焼却の際、通常のゴミとして焼却するのではなく、放射性物質として扱い、外部に決して放射性物質が漏れないようなシステムの整った設備で焼却するべき。


まずは(2)のような、放射能汚染されたガレキの最終処分場施設の完成を急ぐべきではないでしょうか。

燃やしても最小限の放射性物質しか環境に放出されない。

そういう確信が持てれば、いいのです。


そして、その最終処分場の建設エリアは、人が住まない場所、農業も行われない場所、でなければならないと思います。


2012年3月1日木曜日

どうせ汚染食材を流通させるなら。。。

放射能を減らす食品下処理方法ってありますよね。
野菜を塩水でゆでるとか

どうせ汚染された野菜を市場に出すなら、せめてああいう放射能除去処理を施すくらいはしてから市場に回して欲しいです。

私としては、汚染された食材を買う気はありませんし、外食もしないようにしていますが、私の友人達は外食をしてスーパーで買って汚染された食材を口にするわけです。
それがやるせない。

せめてどうか、「放射能除去加工」の研究くらい始めて欲しいです。

この野菜はこういう風にしたら放射能がこのくらい除去される。
だからこういう加工品にしたらいいだろう。

どうせ汚染食材を流通させるならば、せめてこういう発想、「消費者の被曝を減らしたい」という気持ちに基づいた発想を、してほしいものです。


東京電力福島第一原子力発電所の事故の検証

http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/0228_02.html

その途中、班目委員長は総理から「原発の炉心が溶けたらどうなるのか」と問いかけを受けました。
これに対し、班目委員長は「反応で水素が出ます。しかし、格納容器の中は窒素が充填(じゅうてん)されていて酸素がないので、水素は爆発しません」と答えたといいます。

ーーーー
3月12日の午後3時半すぎ、最初の水素爆発が1号機で起きます。
菅前総理大臣が、原子力安全委員会の班目委員長に「爆発しないって言ったじゃないですか」とただしましたが、班目委員長は「あー」と頭を抱えるばかりだったということです。



なんかもう、めちゃくちゃですよね。
どうして班目委員長は、爆発を予測できなかったんでしょうか?
予測していたけれど、伝えなかったんでしょうか?
もしそうだとしたら、この失態はとても大きいですね。


アメリカの同時多発テロ以降、海外からさまざまな示唆があったにも関わらず、日本はそれを無視してきた。『100%安全なのに、なぜ対策を行わなければならないのか』という空気が広がっていた。


ああ、日本人はなんでこんなに頭の悪い国民なんだろう orz