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2011年3月に関東で被曝しました。
被曝者として放射能に関する情報や思うところを書き留めます。

2012年9月13日木曜日

甲状腺検査の実施状況(平成24年度)及び検査結果(平成23年度・24年度)について

http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/240911siryou2.pdf 
検査人数
H23年度 38,114人 → H24年度 42,060人 <3,946人増>

●結節や嚢胞を認めなかったもの 
H23年度 24,469人 (64.2%)→H24年度 23,702人 (56.3%)  <767人減>

●5.0㎜以下の結節や20.0㎜以下の嚢胞を認めたもの 
H23年度 13,459人 (35.3%) →H24年度 18,119人 (43.1%)  <4,660人増>

●5.1㎜以上の結節や20.1㎜以上の嚢胞を認めたもの 
H23年度 186人 (0.5%) → H24年度 239人 (0.6%) <53人増>



検査人数が3,946人増えたら、
しこりがない人は、767人減った。
小さいしこりある人は、4,660人増えた。
大きいしこりがある人は、53人増えた。


私はこの結果をどう捉えれば良いのだろう


子供の甲状腺のしこりって、たった一年でこんなにぼこぼこ出てくるものなの?
子供の甲状腺のしこりって、たった一年でこんなにむくむく成長するものなの?
本来なら十年、二十年と時間をかけてゆっくり成長するものなんじゃないの?

そもそもこのデータでエリア別区分もないのが解せない。

に明らかにヤバい傾向が見て取れるってことなのではないか?

たとえば、汚染濃度が高い地域ほど、しこりの出現率が高いとか。


一番最悪なシナリオは。

「なぜ、昨年より今年のほうが<ある>人が多いのか。

みんな被曝してしまったので遺伝子がエラーを起こし、いつ腫瘍ができてもおかしくない状態にある。被曝していなければ、何十年もかけて成人になってから腫瘍ができるのだが、被曝してしまったので、たったの一年という猛スピードで腫瘍ができつつある。


なぜ、昨年より今年のほうが<大きい>人が多いのか。

結節や嚢胞が一年かけてじわじわ大きくなってきているから。
これらは肥大が止まらなければ、数年後に癌になる」

【参考】



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2012年9月12日水曜日

甲状腺がん1人確認 福島医大「放射線の影響ない」

「甲状腺がんの進行は遅く、現段階で原発事故の放射性ヨウ素を原因とする症状が出ることは考えられない。今回症状が確認された人は原発事故以前から発症していたはずだ」


いやいやいやいやちょっと待てよ!
つまり

今見つかる=原発由来ではない

と言いたいんですよね。

じゃあなんで今検査してるの?

今見つかっても「早過ぎるので原発由来ではない」と言い切れるのならば、今検査する必要も意味もないんじゃないですか?

なんで見つかっても原発由来じゃないのに検査してるんですか?
なんのための検査なんですか?

参考にこのようなデータもあります。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/fig_pict.php?Pict_No=09-02-03-12-05



http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/240911siryou2.pdf

http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/240911siryou2.pdf

●結節や嚢胞を認めなかったもの
H23年度 24,469人 (64.2%)→H24年度 23,702人 (56.3%)

●5.0㎜以下の結節や20.0㎜以下の嚢胞を認めたもの
 H23年度 13,459人 (35.3%) →H24年度 18,119人 (43.1%)

●5.1㎜以上の結節や20.1㎜以上の嚢胞を認めたもの
H23年度 186人 (0.5%) → H24年度 239人 (0.6%)




http://www.minpo.jp/news/detail/201209123603


甲状腺がん1人確認 福島医大「放射線の影響ない」


 11日に福島市で開かれた県民健康管理調査検討委員会で、福島医大は子どもを対象とする甲状腺検査について、二次検査の結果、1人の甲状腺がんが確認されたと報告した。検査で甲状腺がんが見つかるのは初めて。福島医大は「放射線の影響ではない」としている。
 甲状腺検査は東京電力福島第一原発事故時に18歳以下だった子ども約36万人が対象で、検査結果が判明したのはこれまでに約8万人。
 今回、甲状腺がんが見つかったのは平成23年度実施分の二次検査。23年度は双葉郡8町村と伊達市、南相馬市、田村市、川俣町、飯舘村の13市町村の3万8114人で一次検査を実施した。
 186人から5.1ミリ以上のしこりなどが確認され、二次検査対象(B判定)となった。検査を終えた38人のうち、超音波検査や細胞を吸引して詳細に調べた結果、1人が甲状腺がんと確認された。それ以外は良性だった。
 福島医大は対象者についてプライバシー保護の観点から性別や年齢、住所、被ばく線量などを公表していない。
 福島医大は24年度の一次検査結果も公表した。福島市の4万2060人を検査し、「直ちに二次検査を要する」(C判定)と判定された県民はいなかった。二次検査対象は239人で全体の0.6%。23、24年度では425人に上る。
 しこりなどが見られない「A1判定」は2万3702人で全体の56.3%、5.0ミリ以下のしこりなどがある「A2判定」は1万8119人で43.1%だった。

■「高い外部被ばくない」福島医大鈴木教授
 甲状腺検査で甲状腺がんが見つかったことについて、調査を担当する県民健康管理調査検討委員会の
鈴木真一福島医大教授は「内部被ばくのあったチェルノブイリ事故でさえ甲状腺がんは発生まで最短で4年。本県では広島や長崎のような高い外部被ばくも起きていない。事故後1年半しか経過していない本県では、放射線の影響とは考えられない」と東京電力福島第一原発事故の影響を否定した。
 検討委の座長を務める山下俊一福島医大副学長も検討委として同様の見解を示した。
 鈴木教授らによると、子どもの甲状腺がんの頻度は100万人に1~2人といわれるが、通常はしこりを感じる本人の自覚症状などで数センチ大になってから見つかるケースが多いという。今回のように18歳以下全ての子どもを対象に精度の高い超音波検査を実施した例がなく、「比較はできない」としている。
 首都大学東京大学院放射線科学域長の福士政広教授「甲状腺がんの進行は遅く、現段階で原発事故の放射性ヨウ素を原因とする症状が出ることは考えられない。今回症状が確認された人は原発事故以前から発症していたはずだ」と指摘する。
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