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2011年3月に関東で被曝しました。
被曝者として放射能に関する情報や思うところを書き留めます。

2014年7月3日木曜日

反原発=福島差別ってなんだよ。宮城県民も茨城県民も栃木県民も群馬県民も千葉県民も東京都民もetcその他諸々被曝させられたんだよ

http://togetter.com/li/687666
福島民友記事:原発災害復興の影『反原発デモに違和感、福島差別助長した側面』

いちいち「福島」「福島」言って福島県民以外は原発事故の被害者じゃない、みたいな印象操作止めてほしいわ。
はっきり言って、日本人全員があの事故の被害者です。
あれだけの規模の事故が起きて、いまだに福島県内の地方記事的事象だったとでも思ってんですかねこの記者さんは。
いまだにあの事故が日本史どころか世界史に残る大事故だって理解できないんですかね?

私は日本人だ。
あの事故当時、日本にいた日本人だから当然、被曝している。

被曝させられた日本人として、もう原発は嫌だと感じている。
また原発が爆発しない保証なんてない。
再稼働させたら、間違いなくまた爆発するだろう、三十年以内くらいに。
日本は地震国なのだから。
そしてあの事故の責任を誰も取っていないのだから。
事故に至った人的、物的問題点が何も解決されていない以上、必ず過ちは繰り返されるだろう。

反原発デモに参加したことはないが、心情的には応援しているし再稼働反対だ。

↑これが私の反原発的思考だ。
さてここのどこに「福島差別」があるのか?
私にはまったく理解できない。

健康被害が出なかった被曝者 vs 健康被害が出た被曝者 そして加曝者は高笑い。

「加曝者」(かばくしゃ。何の罪も無い人達に余計な被曝をさせた連中)という言葉を使ってみましたが。
今の日本だいじょうぶかよ。
被曝者(=原発推進派以外の日本人全員)同士が罵り合ってるじゃないですか。

被曝したら全ての人に健康被害が出るわけではない。
たとえば一万人に一人の確率で健康被害が出るのだとしたら、残りの九千九百九十九人の被曝者は健康なままなのです。

不幸にも健康被害が出てしまった、いわば真の被害者である「健康被害が出た被曝者」を、残りの九千九百九十九人の、幸運にも「健康被害が出なかった被曝者」が、リンチする。

「日本の国力を貶める風評被害に繋がるからやめろ!」

そういって、幸運にも健康被害が出なかった被曝者達が、自分たちの保身のためだけに、不幸にも健康被害が出た少数の被曝者をリンチする。

異様な光景、としか、言えない。

誰も隣人の命の心配をしないのか?
健康被害者叩き、これがほぼ全員があの事故により被曝した日本で起きていることなのだ。

これが日本と言う国であったのか。これが日本人だったのか。