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2011年3月に関東で被曝しました。
被曝者として放射能に関する情報や思うところを書き留めます。

2013年5月2日木曜日

福島県飯舘村の馬の異常死 〜 細川牧場をめぐる様々なウワサ

https://www.facebook.com/notes/%E9%9C%87%E7%81%BD%E3%81%AE%E3%81%82%E3%81%A8/2013320-%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%9C%8C%E9%A3%AF%E8%88%98%E6%9D%91-%E5%A4%A7%E5%A4%89%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E8%B5%B7%E3%81%93%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%82%88/194844423973006


細川さんは会うなり「この国は狂ってる。大変なことが起こってるよ」と切り出すと、挨拶も早々に牧場へと案内してくれました。この数週間で馬がバタバタと倒れはじめたんだそうです。牧場には32頭の馬がいましたが、そのうちの4頭はヨロヨロと腰が立たない状態で、一番症状がヒドい白いミニチュアホースは毛並みもボロボロ。同行した獣医さんの診察では目に黄疸症状が出ていて、原因は不明ですが肝臓をやられているようでした。何より膝がガクガクと崩れることを不思議がっていました。細川さんは「こいつはもう今月もたないと思うんだ。かわいそうに」と言いながら横たわる馬を撫でていました。牧場の脇を野生の猪が突っ切っていきました。
 今年に入って15頭の馬が生まれたものの、14頭は1週間から1ヶ月足らずで亡くなったそうです。
「小さい頃から馬と暮らしてきたけれど、こんなことは初めてだ。異常だよ。それもこれも放射能だと思うんだ」と細川さんは放射能の影響を強調していました。もちろん科学的な根拠はありません。長年、馬と触れ合ってきた感覚なんだと思います。


馬達に異常死が出ているという話。
実名を出しての告発、大変勇気のいることだと思います。
しかし早速誹謗中傷も出ているようで、私たちは注意が必要です。

「原発がどんなものだか知って欲しい」の平井文書(原発は地震に耐えられないことを明確に指摘していた)は誹謗中傷を受けました。平井文書反対まとめサイトなるものがあります。その結果平井文書は世に広まることなく、福島の事故が起きてしまいました。

南相馬市在住で、被曝症状と思われる体調不良に苦しんでいるぬまゆさんも、気持ち悪い位大量の誹謗中傷を受けました。


我が国は原発の危険性や放射能の被害を世に訴えようとすると、誹謗中傷を受けるシステムです。


「俺地元の人間だけど、こいつのこと知ってるよ。地元じゃ頭のおかしい奴ってことで通ってるから、信じたら駄目だからね」

たとえばこんな感じのコメントが乱れ撃ちのように書き込まれ始めたら要注意。
安易に「そーなんだ頭のおかしい人なんだあ」とか簡単に思わないように。

何故なら、もし誹謗中傷がウソだった場合、誰も真実を告発する人がいなくなるからです。

細川牧場に関して、誹謗中傷の側が正しいのか、「馬が異常死をしている」が正しいのか、私には判断がつきません。

ただ安易に誹謗中傷のほうを信じるのは、とてつもなく危険です。

もし馬の異常死がウソだったとしても、馬の異常死を信じるほうがまだましです。

なぜなら反原発への誹謗中傷を安易に信じる人が多過ぎたせいで、誰もが原発の危険性を見逃し続け、事故は起きたからです


忘れてはいけない事実。

平井文書は原発事故の直前まで、ただの DQN怪文書でした。


冷静になりましょう。


冷静になるというのは、放射能は安全だ、と信じ込むことではありません。 
放射能を危険と思わせる情報は全てウソだ、と思い込むことのリスクを考えましょう。 

平井文書反対サイトの人は、「原発の中に住みたい。原発の中ほど安全な場所は無いから」と発言していました。
今でこそこの発言は狂気ですが、原発事故の直前までは、まったく狂気ではありませんでした。
原発が地震で壊れると言う人間のほうが狂気とみなされていました。 

冷静になりましょう。 
どちらかを安易に信じ込んではいけません。 
冷静になるのです。



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