福島県で既に三人の子供が甲状腺がんの手術を受けている。
しかしこれは原発事故の影響ではないらしい。
検査精度が高まったためであって、調べれば全国的に見つかるだろうものである。
・・・。
あれ?
じゃあなんで、切ったんだ?
切る必要のないもの切ったら駄目だろうが!!!!!!!!!!!
火山学者の早川由紀夫先生が、実に素晴らしい問題提起をしてらっしゃいます。
早川先生の過激な発言はサンデル教授の政治哲学の授業以上に、様々な「気付き」に満ちていますね。
確かに、今後日本中で子供達が無駄な甲状腺がん手術を受けさせられることになったら、これはもう、たまったものじゃありません。
切るべき手術なのか否か、医師達はその説明をするべきです。
その説明には恐ろしい責任が伴いますが。
全てを明らかにしなければいけないからです。
「切るべき手術です。これは放射線による癌なので転移しやすく、一刻も早く手術をする必要があるからです。あの時政府は本当は安定ヨウ素剤を服用させるべきでした」
「切るべき手術ではありません。これは検査精度が上がったためにたまたま見つかった、癌とも言えないようなシロモノで、多くの人は気付かないまま普通に成人になるんです。だから切る必要はありません。でも見つかったからとりあえずということで、無駄な手術を三人に施しました」
答えは上の二択になるはずです。
いずれにしてもとんでもない・・・。