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2011年3月に関東で被曝しました。
被曝者として放射能に関する情報や思うところを書き留めます。

2013年3月11日月曜日

pm2.5 環境基準と暫定指針、食品・影響、予測・予報などについて取り急ぎまとめ


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130310-00000400-yom-soci

関東南部、大気かすむ…黄砂ではなく「煙霧」

微小粒子状物質(PM2・5)の濃度も、関東各地で環境省の暫定指針値(1立方メートル当たり1日平均70マイクロ・グラム超)を一時的に超過。東京都清瀬市で291マイクロ・グラム、埼玉県幸手市で251マイクロ・グラムだった。


昨日は都内でもかなり高濃度の汚染でした。

というわけで話題のPM2.5について色々調べてみました。青い文字は引用です。


●PM2.5とAQI 濃度は違う。

日本ではPM2.5で判断し、中国ではAQIで判断しているようだ。
http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info.html
PM2.5(日本)

http://www.aqicn.info/?map&lang=jp
AQI (アジア)
__0~_50: Good(良い)。空気は良好。 
_51~100: Moderate(中程度)。許容範囲。敏感な人の一部は健康に影響が出る可能性がある。 
101~150: Unhealthy for Sensitive Groups(敏感な人には有害)。敏感な人は健康に影響が出る可能性がある。 
151~200: Unhealthy(有害)。誰もが健康に影響が出る可能性がある。敏感な人はより深刻な影響が出る可能性がある。 
201~300: Very Unhealthy(とても有害)。誰もが健康に深刻な影響が出る可能性がある。 
301~500: Hazardous(危険)。緊急事態の警告。 

http://testpage.jp/m/tool/pm2.5_aqi.php
PM2.5、AQI 濃度換算・計算

●PM2.5はどのくらいからやばいのか?

http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info/attach/rep_20130227-main.pdf

 ※環境基準の短期基準=日平均値 35µg/m3
 環境基準は環境基本法第16条第1項に基づく人の健康を保護する上で維持されることが望ましい基準。

 ※注意喚起すべき」という暫定的指針=日平均値70µg/m3
米国における大気質指標(Air Quality Index; AQI)においてすべての人に対してある程度の健康への影響を与える可能性があるPM2.5濃度として65.5µg/m3以上が定められている。

まあ子持ちの親としては「35」のほうを採用するのが望ましいのではなかろうか。

●自排局ってなんぞ
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&ecoword=%BC%AB%C6%B0%BC%D6%C7%D3%BD%D0%A5%AC%A5%B9%C2%AC%C4%EA%B6%C9
交差点、道路、道路端付近など、交通渋滞による自動車排出ガスによる大気汚染の影響を受けやすい区域の大気状況を常時監視することを目的に設置される測定局。設置区域は、人が常時生活し、活動している場所で、自動車排出ガスの影響が最も強く現れる道路端又はこれにできるだけ近接した場所が望ましいとされる。

自排局の数値がすごく高かったからといってそれはホットスポット的なものだからその町全体がそのレベルってわけではないんですね。
話題のアジアAQIマップで日本の値が異常に高い場合がありますが、自排局でないかどうかはチェックしましょう。

●PM2.5によってどんな健康被害が起こりうるのか?

四日市ぜんそく
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E6%97%A5%E5%B8%82%E3%81%9C%E3%82%93%E3%81%9D%E3%81%8F
気管支炎や気管支ぜんそくや咽喉頭炎など呼吸器疾患になる。大気汚染による慢性閉塞性肺疾患であり、息苦しくて、喉が痛み、激しい喘息の発作が起こる。症状がひどいと呼吸困難から死に至る。心臓発作や肺気腫(肺がん)を併発する場合もある

いっぱい死ぬレベルなのでかなり危険そうだ。

●pm2.5 食品 影響
http://www.foocom.net/column/editor/8703/
吸い込んだ時、食べた時、毒性は異なります PM2.5が仮に食品に付いていて、食べたとしても、消化管内で食品と混ぜられ、酵素によって消化される。PM2.5は主に、燃焼によってできる炭素成分や、硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)、揮発性有機化合物(VOC)等が粒子化したもの、とされているが、食べ物の中に硫黄や窒素の化合物も有機化合物も山ほど入っている。  その量に比べれば、食品に付着しているPM2.5などごくわずか。消化液中にある塩酸や酵素等で分解され吸収されるので、PM2.5がことさらに悪影響を持つことはほぼ、考えられない。

ふうむ、放射性物質みたいに吸っても食ってもそばにあるだけでも危険ってわけではない、んですかねえ。
(ほんとかなあ しんじていいのかなあ ちょっとふあん)

●PM2.5の予測/予報
http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info/attach/rep_20130227-main.pdf
なお、注意喚起の正確性を高めるためにシミュレーションモデルを用いることに
ついては、現在のシミュレーションモデルでは PM2.5の定量的な予測は困難である。

現時点では難しいそうです。
まあ突風が一瞬吹いただけで数値が跳ね上がるんでしょうしなかなか予測って言われても無理っすよ的な感じなのかもしれない。

http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/forecastj.html
http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/forecastj_movie_casu.html
↑でもこのような予測サイトもありました!

このホームページは,光化学オキシダント関連情報提供ホームページ(気象庁・環境省)における公開に基づき,研究成果の発信およびシミュレーションの精度向上のために問題点の指摘や研究上のフィードバックを得る目的で試験的に情報提供しております。業務として行っているものではありませんので,このホームページの情報を参考にした事象に関して一切の責任を負いません。
とのことです。

●黄砂の予測/予報
http://www.jma.go.jp/jp/kosafcst/

中国から飛来する分については気象庁で予報があります

●PM2.5 過去 データ
http://www.env.go.jp/air/osen/pm/monitoring.html

うーん うーん ざっと見た感じだいたいは「最大値」でも70くらいって感じで低く感じますが
200を超えている日も滅多にありませんがたまにあるようです。

あと平成14年1月の埼玉県戸田・蕨は、連日のように100超え
http://www.env.go.jp/air/osen/pm/monitoring/data/h13/x-a01todawarabi.pdf

今まで気にしていなかっただけで、首都圏の空気はもとから結構汚いということでしょうか。(原因が黄砂なのか首都圏自体にあるのかは別にして)

とりあえず過去データを誰か表にしてほしいですね。今年の値がいつもより多いのか少ないのかぱっと見て分からんよこれ。

と他人まかせもよくありませんから、時間あったら今度表にしてみますね。


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