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2011年3月に関東で被曝しました。
被曝者として放射能に関する情報や思うところを書き留めます。

2012年1月30日月曜日

被曝者なのに「東電の敵」ばかり叩く人々

自分自身が家族も含めて被曝者であるにも関わらず、被曝させた加害者である東電を間接的にかばうようなことばかり言う人々がいます。

たとえば、反原発運動に対して文句を言ったり。

いわく「福島県に来もしないで反原発ぬかすな!」

被曝した地域は福島県だけではありません。
東日本の広範囲の住人が、被曝させられたのです。

被曝させられたら怒るのは当然です。
反原発を声高に訴えるようになるのは、人の心情として当然じゃないですか。

またたとえば、放射能を恐れる人に対して文句を言ったり。

いわく「東日本の農産物を食べないなんて風評被害だ!」

チェルノブイリの例を見れば、内部被曝を恐れるのは当然です。
特に母親というのは子供に少しでも健康な食生活を送らせたいと願うのが本能のようなものなのです。

食品添加物の少ない食品を、農薬の少ない食品を、ビタミンの豊富な食品を、

と、原発事故以前からずっと、多くの母親は子供の食生活に気を配って生きてきたのです。

それをどうして、原発事故以降は「子供に不健康な食生活を送らせる事を我慢する」方向に転換しなければいけないのでしょうか。

誰のために?

結局は、東電や御用学者などの原発推進派の人たちのためじゃないですか!

私も子供も、被曝させられました。
被害者なのです。
どうして被害者が、加害者のために我慢をしなければいけないんですか?

全ての汚染された農作物の買い上げと、農家の方々のその後の生活の保障などは原発推進派の人々がやるべき義務です。

東電はその義務を、被曝者達に背負わせています。

叩くべき相手は、自らの義務を被曝者に負わせる加害者たちでしょうが!


福島県民を擁護するフリをして、時には「県民代表」のような顔をして、東電の擁護をしている人々がいる。


彼らは実は工作員なのでは、ありませんか?