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2011年3月に関東で被曝しました。
被曝者として放射能に関する情報や思うところを書き留めます。

2012年3月13日火曜日

原発事故のせいで発ガンする東京の幼児は10万人あたり2~3人(この一年の飲食分のみ) その2

前の記事の続きです。
さらに詳しい発表内容の書いてあるページを見つけました。

http://www.jst.go.jp/pr/announce/20120312/index.html
飲食物由来の放射性ヨウ素およびセシウムによる東京都民への曝露量と発がんリスクの推定

これによりますと。

◆放射性ヨウ素の甲状腺等価線量◆

◎出荷制限や乳児用ボトル水配布なしの場合◎

成人で0.42mSv(実効線量換算で17μSv)
幼児で1.49mSv(同60μSv)
乳児で2.08mSv(同83μSv)

◎出荷制限や乳児用ボトル水配布対策ありの場合◎

成人で0.28mSv(同11μSv)、
幼児で0.97mSv(同39μSv)、
乳児で1.14mSv(同46μSv)

乳幼児用にペットボトルを配ったのって東京以外でもありましたっけ?
実は関東のほとんどの子供達が事故直後の汚染水道水を飲んでしまったのでは?

ところでこの被爆線量は、飲食のみの値です。

先生方は早く呼吸による甲状腺等価線量も出して下さい。

この記事にも書きましたが、3月15日の放射能濃度の高かった3時間
呼吸による甲状腺の等価線量(幼児)は0.78mSvです。

たったの三時間で。しかも幼児なので、乳児の場合はさらに多いでしょう。
上の飲食の例ですと乳児は幼児の1.4倍なのでためしにかけてみると、乳児は1mSvの甲状腺被曝しているのではないか、と思われます。

その後、二ヶ月程にわたる呼吸による放射性ヨウ素被曝はいかほどでしょうか?そしてさらに長期にわたるセシウム吸引被曝の程度は?
もちろん、最も高かった時がだんとつにピークで、以降はに激減してはいるでしょうが。

たった3時間で1mSv。一年トータルだと一体。。。三倍くらいだとしても3mSvは被曝してますよね。。。

それに上の飲食による被曝2mSvをプラスして、それに外部被曝線量もプラスして、、、

なんか足し算足し算していくと、東京都内の乳児は5〜10mSvくらいの甲状腺被曝はしてそうじゃないですか??

10万人に10人とか、20人とか、甲状腺がんが出そうじゃないですか?

ああ、五年後が恐ろしい。
甲状腺がん頻発パニック、福島のみならず東日本全体で訪れる悪寒が、、、


っていうかところで、よくよく読んでみると「甲状腺がんのリスク」じゃなくて「発ガンリスク」って書いてありますね。
ということは前の記事は記者さんの間違いである可能性がありますね。


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