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2011年3月に関東で被曝しました。
被曝者として放射能に関する情報や思うところを書き留めます。

2012年2月4日土曜日

「俺はモルモットじゃない」と叫びながら死んで行った被曝作業員


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120203-00000121-mai-soci


<福島第1原発>水漏れで地面の線量2シーベルトに

毎日新聞 2月3日(金)23時34分配信
 東京電力は3日、福島第1原発で、汚染水浄化システムのタンクから放射性物質を含む水が漏れたと発表した。漏れた量は1リットル以下だが、地面での表面線量がベータ線で毎時2000ミリシーベルト(2シーベルト)と高く、作業員が最大2.3ミリシーベルトの被ばくをした。海への流出はなく、原子炉への注水にも影響はないとしている。

「シーベルト」という単位になるとぞっとしまう。
どうしても、東海村臨界事故のことを思い出してしまいます。
シーベルト単位の被曝をした作業員が、まるでゾンビのような体になっても83日間も死ぬ事ができず(あえてこういう言い方をさせていただきます)

「俺はモルモットじゃない」

と叫びながら死んで行きました。

http://www8.plala.or.jp/grasia/dokushyo/JCO/Hibaku2.pdf
被爆治療83日間の記録  NHK取材班(岩波書店)


看護記録に記された大内の言葉には我慢の限界を超えた叫びが多くなっていた。「もう嫌だ」「やめてく
れよ」「茨城に帰りたい」・・・・・・・・「おれはモルモットじゃない」

http://www.google.co.jp/search?um=1&hl=ja&tbm=isch&q=%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E6%9D%91+%E8%87%A8%E7%95%8C%E4%BA%8B%E6%95%85&revid=1508078848&sa=X&ei=TKctT9WzJqTHmQWV693WDw&ved=0CDoQ1QIoAA&biw=1279&bih=603
↑画像(グロ注意です



↑動画


周辺住人に関しては、低線量被曝(晩発性障害)が問題となりますが、現場の作業員の方々にとっては、まさにこのような、急性障害が問題になります。

http://www.remnet.jp/lecture/forum/02_04.html
急性障害は、比較的短い期間に大量の放射線を全身または身体の広い範囲に受けた場合に、被ばく後、遅くとも2~3ヵ月以内に現れてくるものです。


あの事故から既に一年が経とうとしています。
私は、常識的に考えて、急性障害が一人も発生していないというのは考えられないと思います。
特に事故直後の段階においては、大変な量の被曝をされた方がたくさんおられると思います。
たとえば、足にシーベルト単位の熱傷を負った作業員の方もいました。
噂によると、そのうちに一人は熱傷した直後に死亡したという話もまことしやかに流れています。

どうか隠さないでほしい。
彼らは英雄でしょう。

それとも奴隷ですか?
日本を守る為の捨て駒にされた、奴隷なんですか?

死ぬまで被験者としてデータを取られ、そのデータは原発推進派の研究者達のみに共有され、世に出されることはない。

広島長崎の原爆被曝者達のデータを持っているのはアメリカであって日本でない。


日本人は何も被曝について知らない


 


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